▲学生時代、水泳に取り組む飯田さん

飯田さんのガクチカ（学生時代一番力を入れていた活動）は？

学生時代は、水泳部での活動に没頭していました。大学4年生のときには幹部として部活をまとめる立場になり、80人ほどメンバーがいる部活だったので、自分自身の成績はもちろん、部全体を見なければならないのが難しくもあり、やりがいにもなっていました。今でも週2回はジムのプールで泳いでいますが、それがいいリフレッシュですね。

学部は基礎工学部で、物理の研究にも力を入れていたものの、研究で満足してしまい、就職活動のときは趣味でやっていたWeb系の仕事に興味を持ちました。HTMLとJavaScriptで、Webサイトを作る程度ですが、独学で知識を貪欲に集める経験は学生時代にしておいてよかったと思っています。

仕事で役立っている大学時代の経験は？

水泳部の活動に全力を尽くしたことですね。試合に勝つための練習を本格的に行っている部活だったので、全員の気持ちがそこに向かっているかは常に気にしていました。専門とする種目や距離ごとにチームに分かれて練習するのですが、チームごとにも雰囲気が違うので、それぞれのチームでチームに合ったやりかたを自分たちで考え、楽しく練習して結果につながるかどうかがとても重要になってきます。これは、会社という組織の中でのマネジメントにも通じるものがあります。

就活前にやっておいたほうがいいことは？

エンジニアなど、専門的な仕事に就きたいと考えている学生はその道になるべく早く関わることが大事。時間のある大学生ならインターンを経験して、プロダクションコードに触れる機会を増やすのが一番の近道だと思います。情報系の会社に入ると、想像以上に「上には上がいる」といった体験ができると思います。高いスキルを持っている人に直接触れ合い、チームでひとつのものを作り上げるという経験ができるので、おすすめです。

転職を機に結婚し、先日お子さんが生まれたばかりだという飯田さん。幸せいっぱいの家庭を支えながら、会社のこと、チームのことに対して強い当事者意識を持っていることが伝わってきました。エンジニアとしてもスキルを重ねて、強いチームづくりを目指す飯田さんの姿は、みなさんにとっても刺激になるのではないでしょうか。

文・田本麻未（Ｍ-３）
写真・宇田川大輔（Ｍ-３）
取材協力：株式会社クラウドワークス