【ぴあ株式会社の先輩社員】メディア・プロデュース事業局 メディア・クリエイティブグループ:恩村友梨子さん 2ページ目
恩村さんの「ガクチカ(学生時代一番力を入れたこと)」は?
▲スポーツ新聞で活動する学生時代の恩村さん
大学時代に一番頑張ったことは、「スポーツ新聞部」の活動です。文字通りスポーツ新聞を作る部なのですが、各部に取材して、原稿を書いて、記事を作成するだけでなく、製作費用を捻出するための広告営業も自分たちで行っていました。とにかく毎日忙しく、4年間ずっと部活動に専念していましたね。学生時代を振り返ると、部活動の思い出ばかりです。
「新聞部」と聞くと文化系の部だと思うかもしれませんが、体育会に属しており、非常に厳しい部でもありました。ただ、多くの人と出会い、話を聞くことで今まで知らないことを知ることができましたし、それを紙面にするという経験も、他の部活動では経験できないことなのでとてもおもしろかったです。
仕事で役立っている大学時代の経験は?
部活動の中で、同じ大学生だけでなく、指導者の方や、その関係者にも話を聞いたり、また広告をいただく企業の人とも話をするなど、幅広い年代、また立場の方と話をする機会がありました。現在の仕事をする上でも、学生時代にさまざまな方との交流を経験できたことは、今に生きていると思います。
もちろん多くの人と出会うことで、視野が広がったことも、今に生きていることです。もし学生時代にそうした経験をしていなければ、今の仕事にも就けていないかもしれませんし、大学時代の経験すべてが今につながっていると感じていますね。
就活前にやっておいたほうがいいことは?
学生の中には、自分の打ち込めることや人に自慢できることがなく、何がやりたいかもわからないと悩んでいる方もいると思いますが、その場合はとりあえず「自分の中で疑問に思っていることや気になっていることを挙げてみる」ことから始めるといいと思います。私も趣味と呼べるものがなく悩みましたが、とりあえず自分の周囲を見回してみて、一番多かったのがぴあの本だったことからスタートしました。同じように、自分の身近な気づきや疑問から学生生活を振り返ってみるとそれが強みになったり、就活をする上での武器になると思います。
ぴあでの営業の仕事を経て、今年からは入社当時だった憧れだった編集の世界に飛び込んだ恩村さん。「まだまだ勉強中」とのことですが、大学時代に培った編集経験や、さまざまな年齢、立場の人と多く出会った経験を武器に、さらなる夢の実現に向けてまい進されているようですね。
趣味:ギョウザを食べる、飲んだ後のカラオケ
特技:よく悩み、すぐ立ち直る
就活で受けた企業数:30-40社
志望していた業界:マスコミ、食品メーカー
今の会社の魅力:楽しい人が多いこと
文:中田ボンベ@dcp
写真:佐藤登志雄
取材協力:ぴあ株式会社