目指せ大気圏突破! 東北大学ロケット製作打上サークル「FROM THE EARTH」の活動とは 2ページ目

学生の窓口編集部
2016/02/06
大学生インタビュー
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■新入生は小さなものから始める!

――サークルに入った新入生はどんなことから始めるのでしょうか?

林代表 まず先ほどのA型エンジンを用いた小さなモデルロケットを製作して、これを打ち上げることから始めます。

――難しいのですか?

林代表 いえいえ(笑)。頑張れば1日でできますよ。「マーブルチョコ」がありますよね。あれをロケットのボディに使えます。うまい具合にふたが外れますので、その部分も利用できてロケット製作にはちょうどいい感じです。

――なるほど。

林代表 モデルロケットがどのようなものか、新入生にも理解しやすい良い教材だと思います。

――ロケットに打ち上げに失敗することはありますか?

林代表 やはりありますね。世代を超えてノウハウがうまく伝わるかが難しい部分でして、どんなに設計がうまくいっても実際に打ち上げてみるとそのとおりに動かないということがあります。

他には、例えば2015年に参加した「能代宇宙イベント」では、直前に仕様を変更しました。このイベントではハイブリッドロケットを打ち上げたのですが、パラシュートのひもを太くしたのです。この変更で体積が大きくなってしまい、パラシュートがうまく開かず、完全回収がなりませんでした。このように少しの変更でも大きな影響があるものなのです。

⇒『能代宇宙イベント』公式サイト
http://www.noshiro-space-event.org/

■ロケット制作・打ち上げの魅力とは!? いつかは大気圏突破を!

――林さん自身がロケットの製作、打ち上げを行うサークルに入ったきかっけは何でしたか?

林代表 大学に入るまではロケットには全然興味がなくて、ロケットについての知識もなかったのですが……。知り合いの先輩が「FROM THE EARTH」にいたので、それで私も入りました。その後のめり込んでしまって、今では代表も務めています。

――のめり込んでしまうほどの魅力はどんな点でしょうか?

林代表 自分たちが設計して作り上げたロケットがきちんと打ち上がったとき、パラシュートが開いてそれが地上に降りてきたときには心の底からうれしくなります。その瞬間の喜びが大きな魅力ではないでしょうか。

――サークルとして目標はありますか?

林代表 「FROM THE EARTH」のもう一つのモットーは、

●学生団体における大気圏突破!

です。当サークルはできてまだ6年目ですが、いつかはこれを達成できる日がくると思います。そのためにも代を継いで、ノウハウを蓄積していかないといけないと思っています。

――ありがとうございました。

はるかな天空を目指してまっしぐらに飛んで行くロケットには大きな魅力があります。「大気圏を突破する!」という大きな目標を目指して「FROM THE EARTH」はこれからも前進していくことでしょう。

⇒東北大学ロケット製作打上サークル『FROM THE EARTH』公式サイト
http://tohokufte.jimdo.com/

写真・画像提供:「FROM THE EARTH」

(高橋モータース@dcp)

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