【新社会人必見】若手営業職1000人が感じる“足りないスキル”上位は?メンタル面が成績や業績に与える影響も調査

2025/04/10

社会人ライフ

こんにちは!リリースピッカーの杏奈です。これから営業職として働く人も多いはず。今回はそんな営業職に関するお話しです!

平井徹事務所は、営業職歴1~5年目の方を対象に「若手営業職の育成体制と課題」に関する調査を行った。

営業職はやりがいがある一方で、離職率が高い職種の一つとされている。

特に若手社員は、成果へのプレッシャーを感じ、モチベーションの維持に悩む方も多いのではないだろうか。

また、こうした課題に対応するためには、適切な育成体制やサポート環境が欠かせないと考えられるが、現在の育成体制に対して、営業を始めて短い人々はどの程度満足しているのだろうか。

そこで今回、営業育成支援サービスを提供する平井徹事務所(https://hiraitooru.com/)は、営業職歴1~5年目の方を対象に「若手営業職の育成体制と課題」に関する調査を行った。

若手営業担当者がぶつかる「スキルの壁」「メンタルの壁」

はじめに、「あなたが現在ぶつかっている『スキル面』の壁を教えてください(上位3つまで選択可)」と質問したところ、『ヒアリング力不足(37.2%)』と回答した人が最も多く、『質問対応の弱さ(31.3%)』『提案力の低さ(27.2%)』と続いた。

営業職のスキルにおいて、顧客とのコミュニケーションに関わるスキルが特に大きな壁となっていることがうかがえる。

続いて、「あなたが現在ぶつかっている『メンタル面』での壁を教えてください(上位3つまで選択可)」と質問したところ、『不安定な営業成績への焦り(26.7%)』と回答した人が最も多く、『成果プレッシャーによるストレス(24.9%)』『上司や先輩からの叱責やプレッシャー(22.7%)』と続いた。

営業職は成績が明確に数字で表れるため、成績からのプレッシャーによりストレスを感じる傾向が強いという。

メンタル面が営業活動・成績業績に与える影響は?

「メンタル面は、営業活動や成績にどの程度影響すると思いますか?」と質問したところ、9割以上の人が『とても影響する(46.5%)』または『やや影響する(44.8%)』と回答した。

メンタルの安定が営業成績に大きく関わると考える人が9割を超えており、精神的なサポートの重要性が強く示された。営業活動は対人関係や成果へのプレッシャーが大きく、メンタルが不安定になると自信の低下やモチベーションの減退につながりやすいと考えられるのではないだろうか。

また、「社内で営業担当者向けのメンタルトレーニングは行われていますか?」と質問したところ、3割以上の方が『行われていない(34.3%)』と回答した。

大多数の企業ではメンタルトレーニングが行われているものの、依然として3割以上の企業では取り組みが行われていないことが明らかになった。効果的なメンタルトレーニングの普及や実施体制の強化が今後の課題となるのではないだろうか。

6割以上が社内で行われている営業力向上に向けた育成体制に不満を感じていた!?

「『営業力向上』に向けて、社内ではどのような育成体制が用意されていますか?(複数回答可)」と質問したところ、『ロールプレイングによる実践練習(38.5%)』と回答した人が最も多く、『上司や先輩との同行営業(OJT)(38.0%)』『新人研修や基本スキル研修(35.6%)』と続いた。

多くの企業で、実践を重視した形の研修や、実際の営業場面を直接見ることでの育成体制が用いられていることが明らかになった一方、一部の会社では育成体制自体が用意されていないことが示された。

先述の質問に『社内で育成体制が用意されている』と回答した人に「それらの育成体制にどの程度満足していますか?」と質問したところ、6割以上の人が『全く満足していない(12.5%)』または『あまり満足していない(51.1%)』と回答した。

多くの若手営業職が、現在の育成体制に不満を抱いていることが明らかになった。

先述の質問に『あまり満足していない』『全く満足していない』と回答した人に「満足できていない理由として、当てはまるものを教えてください(複数回答可)」と質問したところ、『育成内容が実務に合っていない(33.3%)』と回答した人が最も多く、『自分に必要なスキルを学べていない(32.3%)』『フィードバックが十分でない(32.2%)』と続いた。

研修が実務と合っていないと感じる人が多く、より実践的な内容への見直しが求められていることが分かった。

8割以上が商談時に必要な営業スキルは「なるべく早く身につけておきたい」と回答

「商談で実践できる営業スキルは、できるだけ早く身につけたい、または身につけるべきだと思いますか?」と質問したところ、8割以上の方が『とても思う(29.6%)』または『やや思う(52.4%)』と回答した。

非常に多くの若手営業職が、早い段階でのスキルの習得を望んでいることが示された。

続いて、「商談時に必要な営業スキルとして学びたいこと、もしくは早く学んでおきたかったことを教えてください(複数回答可)」と質問したところ、『プレゼンテーション力(41.4%)』と回答した方が最も多く、『効果的なクロージング技術(29.3%)』『顧客のニーズを引き出すヒアリング力(27.4%)』と続いた。

スキル面での壁として挙げられた「ヒアリング力」なども学びたいスキルとして上位に入っており、現場で感じる課題と学習ニーズが一致していることがわかった。

【まとめ】若手営業職の課題と現状

今回の調査から、若手営業職が直面している主な課題と、それに対する育成体制の現状が浮き彫りになった。

まず、スキル面での壁として最も多くあげられたのは「ヒアリング力不足」となり、次いで「質問対応の弱さ」「提案力の低さ」があげられた。

営業職においては、顧客のニーズを正確に把握し、それに応じた提案を行うことが求められますが、若手の多くがこのスキルに自信を持てていないことが分かる。

特にヒアリング力は、顧客との信頼関係の構築や顧客のニーズの深掘りに直結する重要なスキルであるため、効果的なトレーニングが必要という。

また、メンタル面での課題としては、「不安定な営業成績への焦り」「成果プレッシャーによるストレス」「上司や先輩からの叱責やプレッシャー」が上位にあげられた。

営業職は数字で評価されるため、プレッシャーを感じやすく、精神的な負担が大きいことがうかがえる。

調査結果によると、9割以上の方がメンタル面が営業成績に影響すると考えており、そのメンタル面でのサポ-トの重要性が改めて認識された。

こうした課題に対し、多くの企業では「ロールプレイング」や「OJT」、「新人研修」といった育成体制を整えている。

しかし、これらの育成体制に満足していない若手営業職は6割を超えており、特に「育成内容が実務に合っていない」や「必要なスキルを学べていない」といった点が主な不満の要因となっている。

実践的な内容の研修や、個々の課題に応じたFBなどの充実した育成体制が求められていると言えるだろう。

さらに、営業職の多くが「プレゼンテーション力」「クロージング技術」「ヒアリング力」を重点的に学びたいと考えており、現場で求められるスキルと実際の研修内容が必ずしも一致していない可能性が示唆された。

企業側としては、若手営業職がより実践的なスキルを早期に習得できるような育成プログラムの見直しが必要という。

今回の調査から、営業職のスキルとメンタルの両面でのサポートが不可欠であることが明らかになった。

社員側としては、社内の育成体制だけに頼るのではなく、より実務に直結したトレーニングや、個々の課題に応じたサポート体制などが充実している外部のサービスを利用することも今後の成長に繋がる一手になるのではないだろうか。

平井徹事務所は「営業の力」を高めるために最適なサポートを提供

どんな仕事にも営業は必要不可欠です。逆に営業さえできれば、人生の選択肢は大きく増えます。

営業が上手くいくようになると自信や当事者意識が芽生えます。また、営業チームが強くなる過程で一体感や仕事のやりがいが熟成されていきます。平井徹事務所は営業の力を高めるために最適なサポートを提供しています。

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調査概要:「若手営業職の育成体制と課題」に関する調査

【調査期間】2025年2月19日(水)~2025年2月20日(木)
【調査方法】PRIZMA(https://www.prizma-link.com/press)によるインターネット調査
【調査人数】1,019人
【調査対象】調査回答時に営業職歴1~5年目と回答したモニター
【調査元】平井徹事務所(https://hiraitooru.com/
【モニター提供元】PRIZMAリサーチ

編集/杏奈(ガクラボメンバー)

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