【まとめ】Excelのカウント系の関数を具体例とともに紹介。数えるものによって関数を使い分けよう

2020/02/03

ITスキル

Excelの関数には、リストの中で指定した範囲に対して様々な個数などを数えて集計してくれる機能があります。
ただ、数えたい対象によっては、関数を使い分けたり、それに応じた記述方法など、慣れないうちは難しいことが多いでしょう。
今回は、それぞれ関数を使って集計やカウントする際の具体例をもとにして、数える関数の使い方を具体的に解説していきます。

<目次・お困りごとの解決策>

1.セルにある文字数をカウントしたい:LEN関数
2.データ内から空白セル数をカウントしたい:COUNTBLANK関数
3.文字色別にカウントしたい:VBAで独自関数を作成
4.複数の条件に一致するデータをカウントしたい:COUNTIFS関数
5.行や列にあるデータ数をカウントをしたい:COUNTA関数

▼<上記に解決策がないときは・・・>
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セルにある文字数をカウントしたい:LEN関数

LEN関数は文字列の長さ(文字数)をカウントする関数です。
LEN関数の基本的な使い方は、次の手順を参考にしてください。

(1)文字数をカウントしたいセル(B2)を選択し、数式バーの「関数の挿入」から「LEN関数」を選択します。

Excel LEN関数 文字数

(2)LEN関数の「文字列」欄を選択し、カウントしたいセル(A2)を選択します。

Excel LEN関数 文字数

(3)カウント結果が得られました。

Excel LEN関数 文字数

カウントした結果が表示(3)されていますが、実際にセルに入力されているのは数式バーにある様に、「=LEN(A2)」です。

ExcelのLEN 関数について詳しく解説

データ内から空白セル数をカウントしたい:COUNTBLANK関数

空白セルの数をカウントするには、COUNTBLANK関数を利用します。
COUNTBLANK関数の基本的な使い方は、次の通りです。

(1)カウント結果を表示したいセル(C2)を選択し、数式バーの「関数の挿入」から「COUNTBLANK関数」を選択します。

Excel COUNTBLANK関数 空白セル

(2)COUNTBLANK関数の「範囲」欄を選択し、カウントしたいセル(B2:B11)を選択します。

Excel COUNTBLANK関数 空白セル

(3)カウント結果(C2)が得られました。しかし、今回の場合、空白セルが3つあるように見えますが、空白セルの数は2とカウントされていますね。

Excel COUNTBLANK関数 空白セル

実は、B4セルにはスペースが入力されており、空白セルではありません。

スペースが入力されていると、空白セルとしてカウントされないため、空白セルは2とカウントされます。

Excel COUNTBLANK関数 空白セル

Excelの関数による特殊なカウント方法について詳しく解説(1)

文字色別にカウントしたい:VBAで独自関数を作成

「文字色が赤色のセルをカウントしたい」というような場合は、Excelの一般的な関数で行うことができません。そういった場合、VBAを用いて独自関数を作成する必要があります。

具体的な手順は次の通りです。

(1)「Alt + F11」キーを入力し、VBAウィンドウを表示します。

Excel 色別 VBA

(2)VBAProject(エクセルファイル名)を右クリックし、「挿入」―「標準モジュール」を選択します。

Excel 色別 VBA

(3)VBAのコードを入力します。(以下のテキストをコピー&ペーストしてください。)

Excel 色別 VBA


Public Function CountColor(ByVal area As Range, Byval colorCell As Range)As Long
Dim targetRange As Range
Dim wkCount As Long
wkCount = 0
For Each targetRange In area  
    Tf targetRange.Font.Color = colorCel.Font.Color Then
        wkCount = wkCount + 1
    End If
Next
CountColor = wkCount
  
End Function

(4)VBAの記述が済んだら、シートに戻って、カウントを表示させたいセルに「=CountColor(検索範囲,検索文字色セル)」と入力します。

Excel 色別 VBA

「検索文字色セル」は、検索したい対象の文字色と同じ文字色のセルを指定します。
セルの文字色情報を読み取り、その情報を元に検索範囲内の同一文字色のセルをカウントします。このようにVBAを使うことで通常はカウントできない分類で、数を数えることも可能になります。

Excelの関数による特殊なカウント方法について詳しく解説(2)

複数の条件に一致するデータをカウントしたい:COUNTIFS関数

特定の文字列や日付などを含むセルの個数をカウントするときや、「~以上~未満」という条件の個数をカウントするときは、COUNTIFS関数を利用します。

COUNTIFS関数の利用手順は次の通りです。

例として、データ内の一定条件に合った品目数を求めます。(今回は、700円以上2,000円未満の品目の数)

(1)カウント結果を表示したいセル(C14)を選択し、、数式バーの「関数の挿入」から「COUNTIFS」を選択します。

Excel COUNTIFS関数 

(2)COUNTIFS関数の引数を入力していきます。

・検索条件範囲1に「価格」の範囲(B2:B9)を選択する。

・検索条件1に700円以上を表す「”>=”&B11」を入力します。

・検索条件範囲2に「価格」の範囲(B2:B9)を選択し、

・検索条件2に2,000円未満を表す「”<”&B11」を入力します。

Excel COUNTIFS関数

(3)条件を満たすセルのカウント数が表示(B14)されました。

Excel COUNTIFS関数

そのほか、日付や品番など条件を変更することで利用できます。

Excelの関数による特殊なカウント方法について詳しく解説(3)

行や列にあるデータ数をカウントをしたい:COUNTA関数

行や列に入力されたデータの数をカウントしたい場合は、COUNTA関数を利用します。

COUNTA関数の利用手順は、次の通りです。

(1)カウント結果を表示したいセル(B11)を選択し、数式バーの「関数の挿入」から「COUNTA」を選択します。

Excel COUNTIFS関数

(2)値1を選択し、カウントしたいセル(A3:A9)の範囲を選択します。

Excel COUNTIFS関数

(3)カウント結果が表示(B11)されました。

Excel COUNTIFS関数

Excelの関数による特殊なカウント方法について詳しく解説(4)

まとめ

Excelでは、ここで紹介したLEN関数・COUNTA関数・COUNTIFS関数・COUNTBLANK関数などをはじめ、関数を使ってさまざまなデータをカウントできます。今回紹介した以外にも、エラーセル(#N/A!、#VALUE!など)のカウント方法や、特定文字を含むセルのカウントなども、紹介した関数と組み合わせることが出来ます。
それぞれの関数を解説した記事に詳細を記載していますので、ぜひ参照してみてください。関数を使いこなすことができれば、仕事のスピードもアップします。あなたのスキルアップのためにも、Excelのいろいろな関数を使いこなしましょう。

(学生の窓口編集部)

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