Excelで作業するときに便利なIF関数。関数から導き出した数値のセルや文字をそれぞれ色分けしていけば、より見やすくて便利なシートを作成することができますよね。今回は、ExcelのIF関数で色分けをする方法についてご紹介します。なお、今回はExcel 2016を用いて解説していきます。
IF関数といえば、数値を比較するときに使うことも多いかと思います。その際、例えば100点以上なら黒字、80点以下なら赤字など、結果の数値が色分けできれば、データもより見やすくなりますよね。
▼そもそもIF関数とは?
ExcelのIF関数の機能・使い方まとめ
しかし、IF関数だけを使っていては数値の色分けをすることはできません。そこで活用したい機能が、「条件付き書式」。あわせて使うことで、簡単にIF関数に色付けを行うことができます。
ここでは、C列3行目以降に記入された前月比の数値について100%以下の場合、赤く表示されるように設定していきます。その場合は、
=C3<100%
という計算式を入力します。
これで、100%以下の文字が赤く表示されます。
文字に色を付ける以外に、セルを塗りつぶして背景色をつける方法もあります。まずは、文字の色付けと同様に、ウィンドウの右上にある「条件付き書式」をクリックし、「新しいルール」を選択します。
次に、「数式を使用して、書式設定するセルを決定」をクリックし、先ほどと同様に計算式を入力します。
そして、右下の「書式」をクリックし、今度は「塗りつぶし」を選択、「背景色」の中から好きな色を選びます。
選択した色は、サンプルとして下部に表示されます。
OKボタンをクリックし、さらに「新しいルール」ウィンドウのOKボタンをクリックすると、特定のセルの塗りつぶしが完了します。
「条件付き書式」では、文字の色を塗ったり、セルの塗りつぶしをしたりと、条件ごとに色分けをすることができます。IF関数と組み合わせることにより、データを見やすく色分けすることができますので、ぜひ使ってみましょう。
IF関数だけを使って文字の色やセルの色を変更することはできませんが、IF関数で導き出されたデータをもとに「条件付き書式」という機能を使えば、文字やセルに色をつけることは可能です。条件付き書式を利用する際は、必ず最初に色付けをしたいセルを選択し、書式の条件を設定するようにしましょう。どのような計算式を入力したらいいのか迷った場合は、IF関数と同じ計算式を入力すれば、同条件で色を区別することができます。ぜひ試してみてくださいね。
(学生の窓口編集部)
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