Excel関数を使って複数の文字列を置換する方法とは?

更新:2019/09/11

ITスキル

エクセルで複数の文字列を置換したいときに便利なのは、SUBSTITUTE関数です。
ここではExcel2016のデータを、SUBSTITUTE関数を使って置換したい場合を、例を交えて紹介します。

エクセル  複数の文字列 置換したい(SUBSTITUTE関数)

SUBSTITUTE関数の構成

SUBSTITUTE関数は、同じ列の複数の文字列に、同一の言葉を挿入したり削除したりすることで置換できる関数です。

(1)「数式」>「文字列操作」>「SUBSTITUTE関数」を選択します。

エクセル  複数の文字列 置換したい(SUBSTITUTE関数)


(2)SUBSTITUTE関数のダイアログが開きます。

エクセル  複数の文字列 置換したい(SUBSTITUTE関数)


・文字列……文字列の場所を指します。テーブルの場合は列のタイトルを記入します。
・検索文字列……置き換えたい文字を記入します。
・置換文字列……置き換えた結果の文字を記入します。
・置換対象……検索文字列が複数ある場合などに、対象を絞るための欄です。空白の場合、全体が対象となります。

複数の文字列を置換したいときは

(1)置換したい列をコピーして挿入します。関数はここにいれていきます。

エクセル  複数の文字列 置換したい(SUBSTITUTE関数)


(2)ここでは「度」を「ド」に変換してみます。ダイアログに必要な内容を記入します。

エクセル  複数の文字列 置換したい(SUBSTITUTE関数)

(3)最後に「OK」を選択すれば置換が完了です。

エクセル  複数の文字列 置換したい(SUBSTITUTE関数)


今回は別の文字に置換しましたが、例えば「(株)」を全部消したいという場合には置換文字列を「 」にすれば空白にできます。
応用しやすい関数なので、一度使ってみることをおすすめします。

まとめ

SUBSTITUTE関数と聞くとなんだか難しそうですが、「数式」タブで簡単に使用することができます。複数の文字列を一気に置換したいときに便利なので、この機会に覚えておきましょう。

(学生の窓口編集部)

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