仕事ができない同期と待遇が同じ……もやもやの解決法は?【BSディムのお悩み相談室】

2019/01/31

付き合い・人間関係

新社会人からリアルな悩みを募集し、独自の視点からアドバイスをもらうこの「新社会人のお悩み相談室」。今回は、「仕事ができない同期と同じ待遇に不満」というお悩みに、BSディムさんが回答します。

仕事ができない同期と待遇が同じ……もやもやの解決法は?

どうも、みなさんごきげんよう。

昼間はマジメに営業係長として勤めるも、夜は勝手気ままに腰を振りながらネオン街をねり歩くアラサーのオカマです。
現代社会の荒波の中で、不本意ながら酸いも甘いも噛み分けてきた「中堅社会人オカマ」として、今回から新社会人のみなさんのお悩みをお聞きするわ。

でも、いいこと? オカマに相談したからって、何でもズバリ解決できると思っちゃダメよ。
最後に道を切りひらくのは……あなた。
それではさっそく、今回のお悩みを見ていきましょう。

仕事ができない同期と自分の扱いに不満
今年同期が同じ課に異動してきた。「部署として1年先輩だから仕事を教えてあげてくれ」と先輩に言われているので教えているのだが、教えた通りのことをしてくれないし、締切も守れたことのほうが少ない。
できないことに対して注意をしていると「同期なんだから許してあげなさい」と上司に言われる。あげく給料もボーナスも同期だからと全く同じ金額が支給されている。
なぜ同期だと許容しなければならないのか? なぜ仕事の出来が違うのに貰えるお金が同じなのか? と納得がいかない。
(女性/24歳/団体・公益法人・官公庁)




不要な人間は淘汰されていくものよ


以前勤めていた会社で、新人だったアタシはいわゆる「できない人」だったのよね。
納品はいつも納期ギリギリだったし、成果物の質には目も当てられない。赤字を出してしまうことも多くて、先輩や上司から言われたことは何一つ満足にできなかったわ。
それでも給料は同期とまったく同じなのだから、同期からすれば迷惑で厄介な存在だったでしょうね。
当時は目の前の仕事をただ終わらせればいいと考えていて、何を改善するでもなく、志もなく、日々その場を取り繕いながら、自分を誤魔化しながら業務にあたっていたわ。
でも、組織にとって何の役にも立てない現実と、他人に迷惑をかけ続けているという重圧に押しつぶされて、結局その仕事は辞めてしまったのよね。

退職する日、会議室で「申し訳ございませんでした」と力なく上司に頭を下げたのを覚えているわ。
春先特有の、わずかに生ぬるい風が頬と髪を撫でていた。窓の外に目を向けると、大きな桜の木のシルエットが揺らめいていたわ。ひらひらと舞い散る花びらの影は、崩れ行くアタシの人生そのものだったわね。

今思えば、それは淘汰だったのだと思う。
アタシはふるい落とされるべくしてふるい落とされたのよ。
でも、組織ってそういうものなのよね。誰にも、どうしようもないことだったのよ。

未来の評価に目を向けましょう


入社試験と面接だけで人間の能力のすべてを測れるものではないからね。社内に「自分の能力を発揮できない人間」がいるのは必然よ。
だけど、いつまで経っても能力を発揮できず、何の役にも立てないような人間は、社内での居場所は自然となくなっていくもの。
そうなれば、人は会社を去るか、じっと黙って耐えるしかなくなるのよね。

適材適所という言葉があるように、人はそれぞれあるべき場所にあってこそ本来の力を発揮できるもの。
能力を発揮できず、居場所のなくなった会社にしがみついておくのは、自分にとっても、会社にとっても不幸にしかならないのよね。
アタシは別の会社で居場所を見つけたから、その淘汰はむしろ幸運だったと今なら思えるけど。

あなたの同期も、このままいけばいつかは淘汰されるときが来るのではないかしら。
そんな、いつか淘汰されるような人間に腹を立てるのは、はっきり言って時間の無駄よ。

確かに、そんな人と同じ給料で働くのは癪に障るでしょうし、そのせいで仕事量が増えることもさぞや理不尽だと感じるでしょう。ただ、これが3年後、5年後となるとどうかしら?
まともな組織であれば、あなたも同期も、それまでの仕事ぶりは順当に評価されているんじゃないかしらね。
あなたと同期との間には、容易には越えられない大きな差がついているはずよ。
そのときようやく、あなたは報われるのだと思うわ。

ただ、いつまで経っても同期と自分の評価が同じであるのなら、それは同期ではなく組織の評価制度に問題がある可能性が高いわ。
そのときは、組織を見限ることも考えたほうがいいわね。

まとめ


とにかく、今は同期の面倒を見ることも仕事のひとつとして割り切るべきだわ。
あなたもいつか昇進すれば、出来の悪い部下の面倒を見なければならない日が来るのだから、その準備だと思って過ごしてみるのもいいわね。
いつか、すべてがあなたの糧となるはず。そう思わないとやってられないわよ!

さて、「BSディムのお悩み相談室」は今回が最終回よ。
次回からは趣向を新たに、新社会人のみなさんの失敗談を分析して、どう回避すべきかを解説していく新連載「フレッシャーズ・サバイバル」を開始するわ!
失敗談に関するアンケートはこちらから!

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よろしくね〜!

文・西のオカマ BSディム
中学2年生で周囲にカミングアウトし、以後、オカマとしての人生を送る。
係長として部下を抱える傍ら、稼いだ金の大半を酒につぎ込み毎月カツカツになっているちょっぴりダメなオカマである。
Twitterではオカマ仲間への愚痴とイケメンへの情念をツイートしていたら、いつのまにかフォロワー数が約8万人に。オカマならではの目線で、エッセイ・コラムの執筆を中心に活動中。
Twitter:@bs_dim
書籍:er-しんどいオカマのお悩み相談
だって・・・・・・、あなたもブスでしょう?


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