「割愛」の意味とは?「省略」との使い分けで差をつけよう!

2018/09/07

ビジネス用語

「割愛」とは、「惜しみながら省く」という意味です。会議やプレゼンなどのビジネスシーンでよく使われており、「必要だけど、都合によりカットします」というニュアンスが含まれています。また「割愛」と似た意味で使われる言葉に「省略」という言葉もありますが、今回の記事では、「割愛」の意味と使う場面、そして間違えやすい「省略」との使い分けについてご紹介します。

「割愛」の意味とは?

「割愛」と「省略」はどうやって使い分ける?

「割愛」の「割る」は「決まった範囲の外に出る」、「愛」は「ある物事を好み、必要に・大切に思う気持ち」という意味が由来となっており、この2つの意味が合わさる「割愛」は、「必要性を感じているが、範囲外にする=惜しみながら省く」という意味で使われています。

一方で省略の意味は、「簡単にするために一部を取り除くこと」。省略では、不要な部分を省く行為のみを指すため、「あってもなくても、どちらでもいいもの」に対しては「割愛」ではなく「省略」という言葉を使います。

「割愛」を使う場面は?

大学自体では実習内容や卒論の発表会、社会人になってからは、会議・プレゼンなどの、人前で話す機会がたくさんあると思います。その際に時間が足りなく、スライドを省く場合は、「次のスライドについては、時間がないため省略します」ではなく、「次のスライドについては、時間がないため割愛します」というように、「省略」ではなく「割愛」という言葉を使うようにしましょう。

割愛と省略の使い分けがきちんとできていないと、相手に失礼になる可能性が起きてしまいます。
たとえば、披露宴や結婚式のアナウンスで「多数の電報をいただきましたが、時間の都合で割愛いたします」と伝える場合は問題ありません。

しかし、「多数の電報を読むのは省略いたします」にしてしまうと、気持ちのこもった電報が不要なものであるものととらえられてしまいます。「省略」と「割愛」ですが、似たような言葉でも、意味はまったく違うものになってしまいますので、「割愛」と「省略」の違いはしっかりと覚えておくと安心ですよ。

まとめ

今回は割愛の意味、省略との使い分けについてご紹介しました。割愛という言葉を閊えるようになると、会議やプレゼンなどでのシーンで「少し時間が押しているからここは発表できないな」という場面になってしまっても、「ここは割愛させていただきます」とスムーズに場をまとめることができます。割愛と省略の使い分けや似ているようで違う言葉などを、この機会にぜひ覚えておいてくださいね。

・執筆:石川 広樹(いしかわひろき)
1989年生まれ、埼玉県出身。名古屋学芸大学 管理栄養部 管理栄養学科 卒業。管理栄養士として病院・有料老人ホームの現場を経験してから、司書への転身をはかる。司書資格を取得後に、効率図書館・新聞社の調査チームへ。2015年10月1日からは、フリーランスのライターとして活動開始。「暮らし」をテーマにしたコラムを得意としており、AI(人工知能)にも興味あり。

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