組織や経営に対する「秩序体制」の一つを表す「トップダウン」ですが、細かい説明となるとイメージが湧かない人もいるのではないでしょうか。一部では古い経営体質であるとの意見もある「トップダウン」についてご紹介します。
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「トップダウン」という単語は、昔から経営用語としてよく使われている用語です。会社などの組織をピラミッド型に見立て、社長など、対象の組織の長を頂点に、所属人員をそれぞれ底辺へ向けて配置するのが前提となります。そのうえで、対象組織の長が意思決定を行い、直属の構成人員に指示、指示を受けた構成人員はさらに下の構成人員にと、指示がシャワーのように流れていくことを「トップダウン」と称します。
トップダウン経営では意思決定をするものが長である1人、もしくは直属の部下を含んだ少数でなされるので、意思決定にかかる時間が短く、スピーディな運営が行えるのがメリットです。しかし、下位構成員の意見を聞く機会が少なく、ワンマン経営に陥りやすいというデメリットもはらんでいます。
トップダウンは多くのケースで「上司・リーダーからの指示」を指す言葉ですが、場合によっては「上司の命令は絶対」と捉えられることもあります。もちろん上司の指示を簡単に無視できるようでは困るものの、ビジネスの場で「うちはトップダウンだから」と言葉にするのは、あまり得策ではないでしょう。実例として、トップダウン経営はマニュアルの多い飲食サービスなどで比較的多く取り入れられており、マニュアル・上司の指示通りに従うことで、迅速なサービス展開ができると期待されています。なお、トップダウンの反対語としてボトムアップがあります。
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