ビジネスでは、経営者(社長や取締役員等)が事業全体を把握し、組織の運営を行います。そして実際の実務は、営業や製造、開発や事務などといった、部門ごとの現場の担当者たちに任せられています。この上下関係で重要なのが、トップダウンとボトムアップです。
トップダウンは何となく想像できるけど、ボトムアップというのはどういうことなのでしょうか。ビジネスの現場で、組織の活力となるとても重要なボトムアップ。今回はその意味と使い方についてご紹介します。
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「ボトムアップ」は、bottom upと書きます。直訳すると、ボトム(底)がアップ(上がる)ということです。その文字通りビジネス用語としての意味は、「組織の部下から、上司や組織を運営する経営陣へ、現場で起きている状況や内容、改善されるべき意見や提案が届けられること」を意味します。個人や部署から出されたいろいろな意見やアイディア、提案されたことに対するフィードバックも迅速に行われ、提案内容はビジネスに積極的に活かされて事業の運営に役立てることができます。このように、ボトムアップには大切な意味と役割があります。
また、冒頭でも述べたとおりボトムアップの反意語はトップダウンで、組織の方針や方向性など、上部の意思がそのまま部下に伝えられることを意味します。
ボトムアップが行われるためには、自由に意見を述べやすい組織(職場)環境が必要です。またボトムアップは、ただ現状について上司に相談し意見を述べることではありません。日常の業務の現状をぼやいて指示を促すことは、ボトムアップとは言えません。積極的に意見を述べて職場を活性化させましょう。
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