vol.7 【引越し前】に必要な手続きとは?~退去後に個人情報を漏らさない!

更新:2016/01/28

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vol.7 【引越し前】に必要な手続きとは?~退去後に個人情報を漏らさない!

引越しで住所が変わると、それに伴っていろいろな手続きが発生します。うっかり手続きを忘れていて引越し後にサービスが停止してしまった...ということは避けたいところ。引越し前に行うべき手続きをまとめてみました。


●必ず押さえておきたい2つの事項

引越し前に行うべき大切な手続きはいくつもありますが、もっとも忘れてはいけないのが

(1)住民票の異動
(2)郵便物の転送

住民票の異動は、住所を変更する際に届け出ることが原則として義務付けられているものです。住民票は生活する上でとても重要なもの。住所、氏名、生年月日などを証明できるほか、選挙権の行使、就学、国民健康保険の給付など、行政サービスを受けるときに必要です。また住民税の課税にも影響します。
これと同様に大切なのが郵便物の転送です。郵便局へ転居届を出せば1年間、旧住所あての郵便物が新しい住所に転送されます。住所変更が間に合わず、旧住所に重要な郵便物が届く心配はありません。しかし、アンケートによると郵便物の転送届を忘れる人は意外と多かったので、必ず忘れずに行っておきましょう。

引っ越し前にすべきなのに、忘れていた手続きはありますか?
■1位 ない(244票 87.8%)
■2位 ある(34票 12.2%)
「単身引越し者の約9割、"引越し手続きは完璧!"」
引越し手続きを完ぺきに行ったと自負する人は約9割。単身者の自己管理能力の高さがうかがえます。

※調査時期:2013年12月18~20日/対象者:過去5年以内に引越しを経験したことのあるマイナビニュース会員/調査数:単身で引越しを行った男女278名/調査方法:インターネットログイン式アンケート


●引越し前 手続きリスト

引越し前に行うべき手続きです。効率よく行っていきましょう。

手続き内容 手続き場所 手続き方法
退去の連絡 管理会社または、家主 電話等で退去連絡を入れ、その後解約届を提出する。
転出手続き 市区町村役所または、郵送 窓口または郵送で「転出証明書」を受け取る。
印鑑登録の廃止 市区町村役所または、郵送 窓口で「印鑑登録カード」を返却する。
国民健康保険、国民年金の手続き 市区町村役所または、郵送 窓口で「国民健康保険証」等を返納。国民年金の住所変更手続きは転入時に行う。
原動機付自転車の手続き 市区町村役所または、郵送 「ナンバープレート」、「標識交付証明書」、「印鑑」を持参し、「廃車証明書」を受け取る(廃車手続きは転入先でも行えます。)
飼い犬の手続き 市区町村役所または、郵送 ※転居前の手続きは不要
郵便物の転送 郵便局または、インターネット 窓口で転居届を提出するか、郵便局のサイトから必要項目を記入し、手続きを行う。
電気、ガス、水道 インターネットまたは、電話 電話または、各公共機関のサイトより手続きが可能。ガスの閉栓時には立ち合いが必要なので早めに申し込む。一括で停止・開始の連絡が行える「引越れんらく帳」などのサービスもある。
NTT、プロバイダーへの移転手続き インターネットまたは、電話 各社のサイトまたは、電話(NTTは「116」)で手続きを申し込む
運転免許証の手続き ※転居前の手続きは不要
金融機関(銀行、クレジットカード会社、保険会社)、携帯電話会社、NHK、新聞等の手続き インターネット、郵送、電話 引越し後に手続きが始められるものもありますが、事前に済ませられるものは早めに手続きをしておきましょう。

※引越しの手続きについては、各地方自治体、関係機関によって異なります。詳細については直接お尋ねください。

●単身者の引越しで知っておきたいこと

特に一人暮らしは、引越し後に個人情報が漏れないように気を付けましょう。郵便局への転送手続きを行うほか、玄関の表札やポストの名前も忘れずに外しておくことが大切です。
引越し後、宅配便で荷物が届く予定のある人は、宅配業者に転居届を出しておくこともできます。そうすれば1年間旧居先に届く荷物を転送してもらえます。
※ただし対応していない業者もありますので、事前にご確認ください。


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