■プレッピーを取り入れるだけで第一印象も大きく変わる?——社会人の場合、他にどんな形でプレッピーを取り入れることができますか?
深谷さん 例えば、スーツの場合だと「ジャケットの裏地に明るい色を使う」というのもプレッピーになると思います。外見では白やネイビーに明るい差し色を使っている「ポケットチーフ」を使うのもいいです。また、初心者の方で入りやすいのは「ネクタイ」です。明るめのレジメンタルのストライプなどはオススメですね。
——色に関しては、今年の主流のようなものはあるのでしょうか?
深谷さん プレッピーはパステルカラーを使うものですが、今年は「青みがかった色」、例えば「エメラルドグリーン」などは主流になると思われます。
——なるほど。その色を意識してコーディネートするといいのですね。こうした「ビジネススタイルにプレッピーを取り入れる」ことで、印象も大きく変わったりするものなのでしょうか?
深谷さん 差し色が入ったドレスシャツなどを取り入れると、Vゾーンが明るくなり、顔映りも明るくなります。やはり顔映りが明るく華やかになると第一印象も良くなると思いますね。また、プレッピーは清潔感もありますし、仕事ができそうなイメージをもたれると思います。
——ビジネスシーンでは第一印象は非常に大事ですし、プレッピースタイルを取り入れることで「デキる社会人」という印象を持ってもらえるかもしれないですね。
深谷さん プレッピーはそのままビジネスシーンでも使えますし、プライベートシーンでも通用します。そこもいいポイントです。いつものスタイルにちょっとした変化を入れるだけで、もうそれはプレッピーですから、いろいろ挑戦してみるといいですよ。
決められたルールがあり堅苦しいものではなく、自由な定義の「プレッピースタイル」。ビジネスシーンにも手軽に取り入れることができるようです。しかも、簡単に始めやすい上に、相手により明るく華やかなイメージを持たれやすく、印象アップの効果は高いようです。
皆さんも、いつも変わらないスーツ姿に、ちょっとした遊び心を加えてみてはいかがですか?
取材協力:『TOMMY HILFIGER』
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