「ドカベン」「ゴルゴ」「ベルばら」!? 実は昔はこんな作品も実写化されていた! というもの5選

更新:2018/04/05

社会人ライフ

「ドカベン」「ゴルゴ」「ベルばら」! 実は昔はこんな作品も実写化されていた! というもの5選

アニメや漫画が次々と実写化されては酷評を受けていますが、こうしたアニメ・漫画のひどい実写化というのは昔も多かったもので......。今回は、間違いなく黒歴史といえる、昔の実写化作品をご紹介します。

▼こちらもチェック!
「告白」「ハリポタ」「ガリレオ」映像化は難しい? 映画・ドラマより原作のほうが面白かった小説

■中には伝説になった作品も......?

●アニメより先に実写化......『鉄腕アトム』


手塚治虫の不朽の名作の一つ『鉄腕アトム』。実はアニメより先に実写ドラマ化されているのです。このドラマは1959年から1960年にかけて放送されたもの。アトムの特徴的な髪形はカツラで再現され、体はプラスチックパーツでした。当時としては頑張っていた方でしたが、今見ると「コレジャナイ感」を覚えるでしょう。ちなみに最終回ではカツラを脱ぐ衝撃のシーンもありました(笑)。

●あの健さんが一流スナイパーに......『ゴルゴ13』

超一流スナイパー・ゴルゴ13の活躍を描いた『ゴルゴ13』。1973年と1977年に実写化されています。1973年のものは、2014年の11月に亡くなられた高倉健さんがゴルゴ13を演じ、高倉健さん以外はオール外国人キャスト。山田康雄さんや森山周一郎さんといった渋い俳優さんが外国人キャストの吹き替えを担当しました。1977年のものは千葉真一さんがゴルゴ13を演じています。アクション俳優のレジェンドだけあって、アクションシーン満載の内容でした。

●本物のベルサイユ宮殿で撮影!『ベルサイユのばら』

少女マンガの金字塔『ベルサイユのばら』。1979年に実写映画化されています。フランスの巨匠ジャック・ドゥミが監督を務め、キャストも海外の俳優、またフランス政府が撮影に協力し、本物の「ベルサイユ宮殿」で撮影が行われました。大きな注目を集めた作品でしたが、興行成績はイマイチでした。ちなみに原作では命を落とすアンドレですが、実写映画版では生き残るなど、ストーリーも大幅に変更されていたそうです。

●特撮シーン満載!『ドカベン』

ドカベンこと山田太郎が主人公の野球漫画『ドカベン』も、1977年に実写化されています。原作漫画の良さを引き出そうとかなり頑張っている作品なのですが、その頑張りが逆に「浮いて」います(笑)。特に魔球や秘打の特撮シーンはかなり厳しい出来。無理して再現しなくてもよかったのではないかと思えます。

●40年前にも実写化されていた『こち亀』!

2009年に香取慎吾さん主演で実写化されたことが記憶に新しい『こちら葛飾区亀有公園前派出所』。実は約40年前、1977年にも実写化されているのです。実写映画作品で、主演はせんだみつおさん。共演者は荒井注さんや田中邦衛さんなど豪華な出演陣でした。ただ、主人公の両津勘吉は、原作と比べるとかなり違う風貌。「とりあえず」程度に眉毛はつながっていますが、妙に襟足の長い髪形だったりで、適当な感じが見受けられます。ただ、当時の興行収入は約12億と、意外と健闘していたようです。

過去に実写化された作品の中から、5つご紹介しました。『鉄腕アトム』や『ベルサイユのばら』あたりは知らなかったという人も多いのではないでしょうか? 実写化は難しいといわれるだけあり、今回紹介した中にも「黒歴史」として扱われているものもあります。「実写化はすべきではない」というのは今も昔も変わらない、ということなのでしょうか。

(中田ボンベ@dcp)

関連記事

新着記事

もっと見る

HOT TOPIC話題のコンテンツ

注目キーワード

 ビジネス用語・カタカナ語80選

 キャリアロードマップの一歩目

  • ピックアップ