結婚すると、自分の意志だけではなかなか大きな買い物がしづらくなってしまいます。一人のときなら「えいやっ!」と自分の決心だけでどうにかなりますが、既婚者になるとパートナーの意見も尊重しなければいけません。そこで、結婚している男女に、どうしてもほしいものがあるときの「高額商品の買い物の仕方」について聞いてみました。
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■まずは相談
・2人で使用する大型家電などは、まず買っていいかを相談。OKが出たら、一緒に商品を選んで、完全折半で購入する。少しでもお金を払っていたほうが、お互い大切にしようという気持ちになりやすいかな、と思っている(女性/30歳/販売)
ソファや冷蔵庫など、家具・家電は日常生活の必需品。他のものに比べると相談も持ちかけやすいですし、話もスムーズに進みそうですね。
■車が欲しくて......
・新車に買い替えたくて奥さんにパンフレットを見せながらプレゼン。なんとなく購入に前向きになってきたところで買っていいかを尋ねる。ただ、「いつも乗せてあげているんだから」とワリカンを交渉しようとしたら、途端に却下された。奥さんは免許を持っていないので自分では使えないから(33歳/男性/販売)
車はかなりの高額商品。いくら奥さんを乗せてあげているからと言っても、突然そんな金額を請求されたら却下されても仕方がないかも。でも、きちんとプレゼンをしてお願いしていたら、いつか理解してもらえる日が来るかもしれません。
■新しい趣味
・写真を撮るのが楽しくなってきて、一眼レフカメラを買うために奥さんを説得。お小遣いを前借りする形で少し出してもらった。家事を手伝うという条件つきだった(30歳/男性/建築)
お小遣い制の夫婦ではきちんと貯金をしていない限り、高額商品を自分で買うのは難しいよう。お小遣いから前借り、家事を手伝う......なんだか子どものころを思い出してしまいますね。
■決定権は夫
・ほしい物があるときは旦那さんにお伺いを立てて、どれを購入するのかも最終的には旦那さんが決定する。お金を払うのも彼。でも、だいたい私が納得できていないものを買ってしまうので、物に愛着が湧かない(33歳/女性/販売)
全額出してもらえるとは言え、自分の意見が反映されないとしたらつらいものがあります。少しは希望を受け入れてもらえるようにしたいですね。
■前もって貯金を
・結婚してからは将来の積み立てとは別に、夫婦で「お買い物貯金」をしている。ほしいものができたときにキャッシュで買えるように日々コツコツと貯めている。金額があまりに大きいものに関しては、それ用に分けてお金を貯める(34歳/女性/制作)
ローンには頼らずに買い物をする場合、貯金がなければ自然と買えない状況になります。常に先を見据えての貯蓄をしておくと、いざというときにも安心ですね。
お小遣い制でも財布が別々でも、大きな買い物のときは夫婦2人とも同意しないと購入には至らない家庭が多いようです。もし買えなかったとしても、話し合いの場を持つことで互いの考えを理解できるようになるなら、それだけで素敵なことなのかもしれませんね。
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