発泡ワイン=シャンパンは間違い? ソムリエに聞いた、シャンパンのよくある勘違い

2014/10/30

付き合い・人間関係

発泡ワイン=シャンパンは間違い? ソムリエに聞いた、シャンパンのよくある勘違い

以前は高級なイメージだったワインも、1本数百円台から千円代で購入できるデイリーワインというカテゴリーができてからはずいぶん親しみやすい存在になりました。ただ、ワインの種類や飲み方には、初心者にとっては勘違いしやすい部分が多々あります。今回はそんなワインのなかでも勘違いされることの多い「シャンパン」に着目して、知らないと恥ずかしい豆知識をソムリエに聞いてみました!

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■発泡しているワイン=「シャンパン」...?!

シュワシュワと発泡しているワインを総称して、「スパークリングワイン」と言います。ここで多くの人が勘違いしているのが、「スパークリングワイン」=「シャンパン」ということ。「シャンパン」とは、フランスのシャンパーニュ地方で生産され手摘みで収穫された3種類のぶどう(シャルドネ、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエ)のみを使用したワインのことを言います。更に、発酵方法、熟成期間など規定にある様々な条件を全てクリアしないと「シャンパン」とは呼べないのです。「夕張メロン」と同じ苗を使って青森県で収穫されたメロンは、どんなに美味しくても「夕張メロン」と名乗れないのと同じことです。

また、シャンパン以外のスパークリングワインは、値段がシャンパンの半額以下と、気軽に楽しむことができます。カジュアルに食事をする際は、「スパークリングワインはありますか?」と店員さんに聞いてみてはいかがでしょうか。お手頃価格のものに出会えるかも知れません。もちろん予算があるときは「シャンパン」がいいですけどね。

■シャンパングラス、形に意味あり...!?

「シャンパングラス」と聞くと、どんな形が思い浮かびますか? シャンパングラスには、背が低く口が広いソーサータイプのものと背が高く口もほっそりしたフルートタイプの2種類があります。現在フルートタイプのグラスが一般的に多く使用されているのは、口が狭いので炭酸ガスの気が抜けにくく、味を長持ちさせる効果があるためです。スパークリングワインを飲む際は、シャンパングラスを使うと泡の美しさ、香り、きめ細かい炭酸を感じてより一層美味しく楽しむことができます。

■「シャンパン」みたいな「スパークリングワイン」とは...?

ワインショップなどで「シャンパン製法」などと書かれた発泡ワインを見かけたことはありませんか? この「シャンパン製法」とは、シャンパンと同じ発酵方法(瓶内二次発酵)で造られた発泡ワインを意味し、味わいと共に泡立ちもシャンパンに似たクオリティを持ちます。フランスでは「クレマン(Crémant)」、スペインでは「カバ(CAVA)」、ドイツでは「ゼクト(Sekt)」とラベル(エチケット)に表示されています。他にも「メトード・トラディショナル(Metodo Traditional)」や「トラディショナル・メソッド(Traditional Method)」とラベルに書いてある場合もあります。このキーワードさえ覚えておけば、シャンパンに負けずとも劣らないリーズナブルなスパークリングワインが見つかるかも...!?

■空けるときは派手に「ポーン!」とやるのはNG!?

テレビなどで「ポーン!」と音を鳴らしてシャンパンを開けるシーンをよく見かけますね。F1レースなどでは派手にお祝い! と言う雰囲気なのでそれでいいのですが、普段スパークリングの詮を開けるときの音は「淑女のため息」と表現されるほど「シュッ」と、音を立てないように開けるのがマナー。ポーンと空けると中身が勢いよく飛び出して、服にかかってしまう可能性がありますよね。また、静かに食事をしている周りのお客様をビックリさせてしまうので、片手でコルクをグッと押さえつけながら「シュッ」と静かに開けてみましょう。

高級な「シャンパン」とカジュアルな「スパークリングワイン」の違いが見えてきましたか? 特別な日に開けるシャンパンから毎日飲める手頃なスパークリングワインまで、TPOに合わせて飲み分けてみてはいかがでしょうか。普段の食事も一層おいしく感じられるかも知れませんよ。

文 TOMMY

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