仕事でミスをして上司に怒られる経験は、社会人なら誰でも一度はあるもの。しかし、なかには「報告・連絡・相談(=「報連相」)」をしっかりと行っていれば未然に防げたミスもあるのではないでしょうか? 「報連相」を怠ったせいで、とんでもない事態になってしまったエピソードを社会人の皆さんに聞いてみました。
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■自己裁量で仕事を進めていたら失敗
・サーバー上にあるデータを更新したら上司も編集中だったようで、突然怒られた(男性/31歳/商社・卸)
・相談せずに一人で仕事を抱えていたら、こなしきれずにパンクしてしまい、結局ぎりぎりになって頼ることになってしまった(女性/26歳/商社・卸)
進捗状況を報告せずに自分一人で仕事を進めてしまうと、取り返しのつかないことになりかねないですよね。
■二重発注してしまった
・原材料の発注数を変更したことを言わなかったら、二重発注になっていた。値が張るものだったので、返品に苦労した(男性/46歳/電力・ガス・石油)
変更事項がある場合は早めに伝えるよう心掛けたいところです。
■取引先に迷惑をかけた
・取引先の来社予定を担当者に報告しなかったら、約束の時間になっても担当者が離席したまま帰ってこず、先方を怒らせてしまった(男性/32歳/機械・精密機器)
社内だけならまだしも、社外の人を直接巻き込んでしまうのは最もタブー。それにしても肝を冷やすエピソードですね......。
■上司に恥をかかせてしまった
・得意先の担当者と口頭で話して決めた内容を上司に報告していなかったため、上司が同行したときに話がわかっておらず、恥をかかせてしまった(男性/46歳/商社・卸)
自分より上の立場にあたる人が話の内容を把握していなかったら、先方から不信感を抱かれてしまいます。上司の顔に泥を塗らないように、事前に情報は共有しておきたいですね。
■ミスが第三者から上司に伝わった
・ミスをしてしまったので、上司に一報を入れる前に「対策を考えないと!」と思って準備をしていたら、先に役員から上司に話が伝わって怒られた(女性/26歳/金融・証券)
・上司にミスを報告するのをためらっていたら、先方から直接上司に連絡が入り、怒られた(女性/25歳/医療・福祉)
ネガティブな情報だとなかなか自分の口から報告できないときってありますよね。ですが、第三者から上司に伝わってしまうと、余計に評価が下がってしまうかもしれません。悪い情報ほど早めに伝えることが大切です。
■二重トラブルに繋がった
・客とのトラブルを自分で解決しようと思ったら「店長を呼んで来い」と言われた。店長が状況を把握できていないので、さらに大きなトラブルになった(男性/29歳/自動車関連)
一般の消費者がお客さんとなるお仕事の場合、クレームを悪化させないためにも、トラブルがあった場合はすぐにでも上司に報告しないといけないですね......。
他にもこんな失敗エピソードが寄せられていました。
・上司の出張が多い職場にいるが、口頭でしっかり説明したい案件ができたため、帰ってくるまで待っていたら事態が深刻化。「メールで一報だけでも連絡すべきだ」と怒られた(男性/50歳/電気)
・会議の日程が上司に伝わっておらず、会議当日に上司が知らずに出張してしまった(女性/27歳/情報・IT)
「報連相」をしなかったことによるミスもありますが、「報連相」の手段を間違えてしまったことで、うまく伝わらなかったミスも多いようです。口頭やメール、電話、メモなど、その場面に適した方法できっちりと伝えることで、できるだけトラブルを回避するよう心掛けたいところですね。
調査期間:2014/9(フレッシャーズ調べ)
調査対象:社会人男女
有効回答件数:500件
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