「世界遺産」に観光に行ってみたいと思っている人はたくさんいるかと思います。世界遺産はそれぞれ魅力的で、雑誌などを眺めているだけでも楽しいものです。でも、行くだけで大変だったり、生でみると想像と違っていたり、実際に現地に行ってみないとわからないことがあるようです。今回は、そんな写真では分からない世界遺産の話をご紹介します!
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■マチュ・ピチュで高山病!
インカ帝国の空中都市として知られる「マチュ・ピチュ」は、世界遺産の代表の一つでしょう。その神秘的なたたずまい故か、日本でも大変に人気の高いことで知られています。「一度この目で見たい」と思っている人も多いのではないでしょうか。
しかし、このマチュ・ピチュは標高2,430mの所にあります。マチュ・ピチュに到着する前に「高山病」にやられる人がけっこう出るそうです。実際にマチュ・ピチュを訪問したことのある人にお話を伺ってみましたが、
「観光客用に酸素ボンベを売りに来たり、高山病用の薬を販売する人がいたりする」
のだそうです。
「富士山の山頂は3,000mを超えているし、それより低いわけだから大丈夫」なんて高をくくっていると危ないのだそうです。「旅の疲労、緊張で体が本調子じゃないと、高山病にやられて頭痛、吐き気などにおそわれる」のだそうです。
高齢者の人は特に気を付けないといけません。「気が付いたら、自分も含めて観光客が高山病で軒並みぐったり」といったことも珍しくないそうです。「でかい白人のおっさんがトドのようにぐったりしていたのが愉快だったけど、こちらも気持ちが悪く、笑える状態ではなかった」というお話を伺いました。
■とにかく遠い! イースター島
モアイ像で知られる「イースター島」(ラパ・ヌイ国立公園)は、チリ領の太平洋上にある世界遺産です。イースター島は、首都サンチアゴから西へ約3,700kmも離れたまさに絶海の孤島で、日本から行くとなるとひと苦労。
皆既日食が見られた2010年にイースター島を訪問した人にお話を伺いましたが、フライト時間だけでも約21時間だそうで(乗り継ぎによってはそれ以上かかります)、イースター島に到着すると日本人はもうフラフラだそうです(笑)。
いったんゆっくり休んでから観光した方がいいそうですよ。
■あんまり白くない!? パルテノン神殿
歴史の教科書などに掲載されているので、日本人にもおなじみの「パルテノン神殿」。ギリシアにある世界遺産ですが、「白亜に輝く美しい建造物」というイメージがあるのではないでしょうか。
行った人に伺ってみますと「近くで見ると全然白くない。むしろ灰色みたいな感じ。あと、めちゃデカくてビックリする」だそうです。なにせ2,500年も前にできた建造物ですので、その年月分の汚れがたまっているのでしょう。
また、夏は大変に暑いそうで、熱射病に注意しないといけないようです。観光客向けに「ミネラルウォーター」売りがたくさんいて、中には日本語で話し掛けてくる人もいるとか。
■公共交通機関がない! アンコール・ワット
カンボジアにある世界遺産「アンコール・ワット」はアンコール遺跡群の一つで、日本でもよく知られた遺跡です。独特のフォルムを持つ石造りの大伽藍(だいがらん)や彫刻が有名ですね。一度訪問してみたいと思う人も多いことでしょう。
あまり知られていないのですが、実はアンコール・ワットはたどり着くのが難しい遺跡なのです。アンコール遺跡群に最も近い町は「シェムリアップ」で、ここが観光客にとっての拠点ですが、この町からでも約7km離れています。
シェムリアップからアンコール・ワットまで公共交通機関がないのです。そのため、観光客は、自転車をレンタルするか、バイクタクシーやトゥクトゥクなどをチャーターしないといけないそうです。交渉事が苦手な日本人にはちょっとツライかもしれませんね。
実際に行ったことのある人に伺ってみると、ツアーに申し込んでおくと自分で交渉したりしなくても済むそうです。
気を付けたいのは「暑さ」と「段差」だそうです。カンボジアは日本人が想像するよりも暑く、また遺跡にはとても段差の大きい階段が多く、気を付けないと危険だとか。「滑り落ちて大けがなんてことにならないように」とのことです。
写真だけでは分からない、世界遺産観光のエピソードでしたが、いかがだったでしょうか。現地に行かないと分からないことは、まだまだたくさんありそうですね。
あなたは、どんな世界遺産に行ってみたいと思いますか?
(高橋モータース@dcp)
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