今のゲーム業界ってどうなっているの? ファミ通グループ代表の浜村弘一さんに聞いてみた!

2014/03/26

対人マナー

今のゲーム業界ってどうなっているの? ファミ通グループ代表の浜村弘一さんに聞いてみた!

2月22日に待望の次世代機『プレイステーション4』が発売され、大変に盛り上がっているゲーム業界。では、ゲーム業界に入りたいと思う人は以前より増えているのでしょうか? また、ゲームに関する就職口は増えているのでしょうか? ゲーム業界のトレンドの変化や就職状況を、株式会社KADOKAWAのファミ通グループ代表・浜村弘一さんに伺いました。

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■ここ数年間でゲーム業界は大きく変わった!

——まず、ゲーム業界の就職状況を聞く前に、ゲーム業界のトレンドの移り変わりについて伺いたいと思います。ゲーム業界のトレンドは、たとえば浜村さんが『週刊ファミ通』の編集長をされていた、1990年代からどのように変わりましたか?

浜村さん ゲーム業界は産業として非常に変化の激しい世界です。5年周期くらいで新しいハードが登場し、それまでの状況が全てリセットされ、そこからまたどんなゲームが売れ、どんなブランドが人気になるかの競争が始まる、こういう世界でした。しかし、ここ3、4年は20年分くらいの変化が一気に押し寄せていると思うほど、変化が激しいと感じています。

——その理由は何でしょうか?

浜村さん 「スマートフォン」と「ソーシャルゲーム」ですね。ネットワーク上のプラットフォームが非常に増えました。その中で、ゲームの「遊ばれ方」が変わり、またゲームを遊ぶ人も増えました。

——ゲームユーザーはどれくらい増えたのでしょうか?

浜村さん 恐らく倍以上に増えたのではないでしょうか。家庭用ゲーム機しかなかった時代は、ゲーム機を買ってでもゲームをする人が主なユーザーでしたが、今はスマートフォンが普及したおかげで、「普段ゲームはやらないけど、スマートフォンで遊べるからやってみよう」という人が多くなりました。

また、ゲームの価格が多様になったのも変化の一つですね。かつては、5,800円や6,800円など、決まった価格でゲームソフトを販売するのが一般的でしたが、今では「1,000円で買い切り」「最初は無料で後で課金」といったゲームも増えました。過去に発売されたゲームをダウンロード販売で安く再販することも増えてきましたね。

——確かにゲームの値段も昔と比べるとバラバラですね。価格が多様化しているゲーム業界ですが、市場規模もやはり大きくなっているのでしょうか?

浜村さん 家庭用ゲーム市場とオンラインプラットフォーム市場の全体で見れば、ゲーム市場規模は年々拡大しています。

——スマートフォン、そしてソーシャルゲームの影響が本当に大きいのですね。

■ゲーム業界に入りたい人、そして需要も増えている

——ゲームユーザー、そしてゲームの市場規模が大きくなっている現在、ゲームを製作したい、ゲーム業界に関わりたいと考える人は増えているのでしょうか?

浜村さん ゲーム自体に興味があり、面白いゲームを作りたいと思う人だけでなく、ビジネス的側面を見て希望するパターンがあります。最近では、ガンホーなど非常に業績の良い会社もあります。そうした部分を見て、「ゲーム業界に入ることでお金がもうかるのではないか」と考え、ゲーム業界を希望する人も多くなります。

また、以前はゲーム業界に対する偏見といいますか、ゲーム業界に就職すると聞くと「いい顔をしない」親御さんなどもいました。しかし、最近はそういった偏見も少なくなり、ゲーム業界に期待する人も増えています。就職本などでも、数ある業界の中で高い評価を得ていたり、また伸び盛りの業界であると認識されるようになりました。その結果、ゲーム業界への就職を希望する人も増えていると感じています。

——ゲーム業界への就職を希望する人、興味を持つ人が増えているのですね。では、受け皿といいますか、ゲーム業界の働く場所は増えているのでしょうか?

浜村さん 働く場所は増えていますね。家庭用ゲーム機メーカーでもそうですし、スマートフォンのアプリを手掛けている会社も増えています。ネットワークを介するゲームなどは管理や運営など人手が必要ですし、働き口は多くなっていますよ。

■今最も必要とされているのはプログラマー!

——ゲーム業界で、特に必要とされている職種はありますか?

浜村さん 今はプログラマーのニーズが高く、引く手あまたの状況です。

——有名なクリエイターの方でも、もともとプログラマーだったという人もいますね。

浜村さん 今は、クリエイターになりたい場合でも、他の職種に就く場合でも、ITの知識がとにかく必要です。企画を作るだけでなく、プログラムもできたり、絵も描けたりすることは有利に働くと思います。

——なるほど。ゲーム業界に入りたいと思っている人はアイデアだけで勝負するのではなく、プログラムなど、他にも何かできるようになっておくといいですね。

浜村さん ITの知識があると、ゲームでできること・できないことの判断がしやすいので、企画書を書くのにも有利になると思います。

——最後に、ゲーム業界に入るとぶっちゃけもうかるものなのでしょうか?

浜村さん もうかるところはもうかる、とだけ言っておきましょう(笑)。

ゲームに関わりたいと思う人、そして働き口も増えているようです。ゲーム業界に入りたいと思う人は、熱意だけでなく、デジタルの知識やスキルも身に付けておくようにするといいですね。

ここ数年で過去にないほどの変化の波が来ているゲーム業界。このビッグウェーブに乗るしかない!?

(貫井康徳@dcp)

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