マイナビスチューデント調べでは、20〜30代の若者のfacebook利用率は48.2%。約2人に1人がこのSNSで友人や会社の同僚とつながって、日々の出来事や身内のニュースなどを共有し、楽しんでいます。ところがなかには承認欲求と自己顕示欲が丸見えの「イタい」投稿をする人や、そもそもfacebookを自己アピールのツールとしてしか考えていない人がいます。また本人は自覚がなくても、知らず知らずのうちにまわりからはそう思われているかもしれません。
実際にfacebookの投稿を見て「自己アピールに見えてしまったことがありますか?」という質問に半数近くの人が「ある」と答えました。それではどんな投稿がそう思われてしまうのか。今回はそんな「自己アピール」投稿をアンケートしてみました。
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プライベートをどこまでさらけ出す? 職場の人とのFacebookでの付き合い方
・公開でボランティアをやったという投稿があるとそう思う(女性/24歳)
・毎日飲みに行ったり遊びに行ったりしてますという投稿(男性/32歳)
・「友達にサプライズバースデーパーティーをしてもらいました」などの投稿(女性/24歳)
・やたらとミシュランとかの高級レストランいったとか、ランチ会したとか(女性/28歳)
・意識高い系のことをつぶやく投稿。意識高い系のイベントに署名や参加を求めてくる投稿(女性/25歳)
・自分の子どもがかわいいかわいいという自慢(女性/32歳)
・ネイルを変えるたびにアップしていると、女子会をする友達への女性らしさのアピールに見える(女性/31歳)
・料理しました、私って女子力高いでしょ!系(女性/25歳)
・ランチの報告とか、「充実してます」アピールにみえる(男性/34歳)
・選び抜いた、可愛い顔の自分の写真しか載せない(女性/22歳)
・友達がいっぱい写っている写真をプロフ画面にしているとき(女性/22歳)
・今日も一日いい日でした、と毎日アップする友達(女性/26歳)
・つねに同じ異性の人との行動を、アピールする。タグ付けしている人がいつもおなじ(女性/25歳)
・だれかと遊んだとかご飯食べたとかをかなり頻繁に投稿している。たまにだったら近況報告っぽいけれど頻繁だとアピールっぽいかも。でも結局どう使ってもフェイスブックは自己アピールツールだとも思う(女性/25歳)
素直に「いいね」と言える人はいいのかもしれませんが、自分が楽しくない状況なのに、人の自慢気な姿を見せられると腹が立ってしてしまったり、別によくないと思っていても付き合いで「いいね」しなければいけない気がして、わずらわしさを感じてしまったりしているようです。インターネットはそのほとんどが匿名でサービスが受けられますし、基本的には他の人から干渉されませんが、facebookは実名登録で、現実世界でつながりのある人との関係が持ち込まれたインターネット上の社交場です。匿名でのサービスに慣れている人などは特に馴染めないのかもしれませんね。
文・オリスリス
調査時期:2014年1月
アンケート:フレッシャーズ調べ
集計対象数:facebookを利用した経験のある社会人男女243名(インターネットログイン式アンケート)
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