社会人のための お通夜・お葬式・告別式マナー 香典や服装、当日の流れをチェック!

更新:2017/02/03

対人マナー

ol.5 焼香のお作法

焼香の仕方、数珠の持ち方

仏式の焼香は、まず遺族そして僧侶に一礼、祭壇に進み遺影に一礼して、お香を目の高さにいただいてから香をくべ、故人の冥福を祈って合掌、また遺族と僧侶に一礼して席に戻ります。 座ったまま香と香炉をまわす「回し焼香」は、焼香台の香炉が左、抹香が右になるのが正面です。自分にまわってきたら、一礼して自分の正面に置き合掌、焼香をすませたら再び合掌して次の人に渡すこと。

神式の場合は、焼香に代わるものとして、榊を葉先が手前にくるように捧げる「玉串奉奠」を行い、柏手を2拍「しのび手」(音をたてない柏手)をします。

の人に軽く会釈してから祭壇に進み、一歩手前で遺族に一礼。僧侶に一礼 遺影と位牌を見る。
その後、両手で合掌をする。数珠を持っている場合は親指に挟んで拝む。

手で親指 ひとさし指、中指で香をつまむ。額に押し頂いて香炉にくべる。
再び合掌をした後、前向きのまま下がり一礼する。

焼香の回数は1回または3回の場合が多い。多くの会葬者が待っているような時は1回にし、早めに次の方にご焼香をしていただくのがスマートです。

数珠の持ち方

数珠は必ず持参しなければならないものではありませんが、持参した以上は扱い方をしっかり心得ておきましょう。

珠の数は煩悩を除く意味で108個が正式。市販の珠数の少ない略式のものはどの宗派にも共通です。常に左手に持ち、合掌のときは親指で軽くはさみ、両手にかけます。
数珠を手から離しイスや畳の上に絶対に置かないこと。神式、キリスト教式では使いません。

【数珠を持って拝むときのマナー】

親指と人差し指の間にかけ、親指で軽く押さえます。拝む時以外は、同じように親指と人差し指の間にかけ左手で持ちます

後日の弔問

葬儀が終わってから不幸を知った、知っていたが都合がつかず通夜にも告別式にも参列できなかった、しかし香典は渡したいというときは、現金書留で郵送しても失礼にはあたりません。持参する場合と同様、表書き、住所、氏名などもれなく書き込んだ不祝儀袋に入れてから現金書留の封筒に。式に参列できなかったお詫びとお悔やみの言葉を添えましょう。

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