オードブル→スープ→魚料理→肉料理その1→氷菓子→肉料理その2→ サラダ→デザート→フルーツ→コーヒー
・披露宴でよく見られるテーブルセッティング例
ズラリと並んだナイフやフォーク、どれを何に使えばいいのか、迷ってしまいそうですが、コツさえ掴めばこの並び方の使いやすさに気付くはず。ルールは簡単、いちばん外側のナイフ、フォークから使用していきます。
小人数だったり、カジュアルなレストランの場合は、料理ごとにナイフやフォークを並べ替えてくれることもありますが、大勢のパーティでは最初にすべてをセッティングされていることが多いので、その位置関係を勝手に並べ替えたりしないように注意しましょう。グラス類も使った後はなるべく元の位置へ戻せば、給仕サービスがスムーズに受けられますよ。
ちなみにグラスを倒したり、ナイフやフォークを落としても、あわてて自分で拾わず、「失礼しました」とひとこと詫びて、サービス係の方にお願いして新しいものと取り替えていただきましょう。
<料理は左側、飲み物は右側からが基本>
フランス料理のマナーですが、この2点を覚えておくだけで、サービス係が給仕しやすくなり、ぶつかったり、こぼしたりする事故を防ぐことにも繋がります。料理は左側から出して左側から下げ、飲み物は右側から注いでくれます。体をすこし寄せたり、会話を中断するなどの気遣いをするだけで、スムーズにサービスを受けられ、スマートな印象に。
【食べかけは「ハの字に置く」】
まだ食事中のサイン。中座する時や、食事の途中で手を休めて歓談する時には、ハの字に置いておかないと、料理を片付けられてしまうことがあるので気をつけましょう。
【食べ終わりは「揃えて置く」】
もう食べ終わり、お皿を片付けてほしい、というサイン。 皿の中央斜め下に揃えて置くのはフランス式、テーブルに対して垂直に置くとイギリス式です。どちらでも構いません。食べ残しがある時も、こうして置くことで、サービス係の人が片付けてくれます。(フランス式・イギリス式とありますが、フランス式で置く人が大多数)
結婚式の二次会、開店パーティや出版記念など、立食形式のパーティでは会場に入った時、料理は各種テーブルに出揃っている場合がほとんどです。しかし、既に料理が出揃っているからといって、すぐに手をつけてはいけません。乾杯やセレモニーが終わり、主催者から「食事をどうぞ」と勧められてはじめてお皿を手に取りましょう。
立食パーティの場合は、自由に移動できるぶん、たくさんの方と交流したり、ご挨拶ができることも目的のひとつです。緊張して壁際や部屋の隅にじっとしているよりも、リラックスして、飲み物も食べ物も楽しんで味わい、歓談し、パーティの雰囲気を盛り上げるのもマナーです。また、いつまでもテーブルの前を陣取って仲間だけでおしゃべりすることも厳禁です。自分の分の料理を取ったら、次の人が取りやすいようにテーブルを離れましょう。
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