【先輩の就活ケーススタディ】就職浪人・既卒を選択した先輩

更新:2016/01/28

内定・内定辞退


就職浪人・既卒を選択した先輩


■1回目の就職活動

・志望業界:住宅、不動産

・エントリー数:約80社

・受験企業数:約40社

・就職浪人を決意した時期:大学4年の夏には就活を休憩=そのまま就職浪人に。

・2回目の就活をするまでの動き:大学4年の夏にいったん就活を休み、公務員試験や親戚が勤める会社への就職を考えるが、結局そのまま卒業。卒業後は資格の勉強をしようとするが、誰かに相談したくなり、大学卒業後の4月末から就職支援所に通うようになる。

■2回目の就職活動

・就活スタート時期:大学卒業後の4月

・志望業界:特になし

・エントリー数:4社

・受験企業数:4社

・内定獲得時期:大学卒業後の7月



1回目の就活総括と反省点


1回目の就活を始めたのは、大学3年の夏。さまざまな企業を受けましたが、書類選考やグループディスカッションは通過するものの、面接はほとんど通過しませんでした。何社か「行きたい!」と思う会社に出会い、会社訪問などしましたが、やはり面接止まり。4年の7月、大学の試験時期に突入すると同時に就職活動をいったんストップし、そのまま就職先が決まらぬまま卒業に至りました。 今思うと、このころは就職に対して、漠然とした夢しかなく、明確な自己分析ができていませんでした。また、「自分をよく見せる」という行為が苦手だったため、それがネックになり面接になかなか通過しなかったのかもしれません。


既卒を決意したのはなぜ? 誰に相談した? 学校などの協力は?


就職浪人を決意したのは、今の自分のままでは、いくら就活しても結果は出ないと感じたからです。大学を留年せず、卒業することにしたのは、単に経済的な余裕がなかったから。 結果が出ないうちに、何となくそのまま既卒になった感じだったので、誰かにきちんと相談したわけではありませんが、一応両親には話をしました。 学校の協力は特になかったというか、積極的に求めませんでした。大学には就職支援課がありましたが、行きにくい雰囲気だったので利用せず、一人で悩んでいました。


就職浪人を決意してから2回目の就活をするまでの活動と当時の心境


大学4年の夏に就活をいったん休んだ後、秋ごろから公務員試験にシフトチェンジしようか考え始めました。冬には、親戚が勤める会社が応募をしている話を知り、受けようと思いましたが、一足遅く、応募できず......。その後は、就職活動は何もせずに、大学を卒業。卒業後、資格の勉強をしようとしましたが、その選択が正しいかどうかも含めて急に不安になり、誰かに相談したいと思い、卒業後の4月から、某就職支援センターに通うようになりました。 一度就活を止めてから、2回目の就活までの時期は、アルバイトをする以外は、流されるように毎日を過ごしていた気がします。


2回目の就活総括


就職支援センターに通い始めて約3カ月月は、カウンセラーに話を聞いてもらったり面接の練習をしてもらったり、セミナーに参加していろいろな人と交流したりしました。卒業後の6月末から、履歴書の文書作成の練習を兼ねてハローワークなどの求人票から気になる企業を探すように。最終的に入社した企業も、ハローワークから応募して内定を得ました。 2回目の就活では、やはり求人の枠は減りました。しかし、今まで見なかった業界も見ることができ、セミナーを通じて社会人との交流も増えるなど、いい面もたくさんありました。


なかなか内定が獲得できない後輩へのアドバイス


絶対に一人で抱え込まないでください。一人暮らしの人は特に注意が必要です。私の場合、ほとんど一人で悩んでいて、「自分にはいいところなんて一つもない」という心境にまでなってしまいました。極力外に出て、友達や両親、就職支援所の職員さんなどに聞いてもらうことをオススメします。 もし一年目で納得のいくような就職活動ができなかったら、納得のいくまで就職浪人をしてもいいと思います。ただし、その分リスク(金銭面、求人枠の減少、周りの目など)があることも忘れないでくださいね。


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