目次
大学生一人暮らしの部屋を広く見せるカラーコーディネート
部屋のインテリアを決めるときに重要となってくるのがカラーコーディネートです。色味を変えるだけで部屋の印象はガラリと変わります。ここでは色の特性を利用し、部屋を広く見せるための方法をご紹介します。
部屋のベースカラーは白などの淡い色にする
部屋全体を淡い色味で統一することで、奥行きを与えることができます。一番シンプルなのが白やベージュ、ライトグレーといった色味。淡いイエローやピンクのようなパステルカラーにすれば、可愛らしい印象になります。カーテンやラグ、ベットカバーなどのファブリックアイテムは、できるだけ淡い色味を選ぶのがおすすめ。
床から壁、天井といった上に向かって色を明るくしていけば、視覚効果で部屋をさらに広く見せることができます。
床から壁、天井といった上に向かって色を明るくしていけば、視覚効果で部屋をさらに広く見せることができます。
via pixabay.com
家具は明るい色で統一する
部屋の中で大きな割合を占める家具類も明るいトーンで統一したいところ。全体的に暗めの色が多いと、どうしても圧迫感が出てしまいます。
例えば木製の家具であれば、ダークブラウンよりも明るめのライトブラウンを選ぶのがおすすめ。また清潔感があり光を反射する白い家具で統一すれば、部屋全体を明るく見せながらグッとオシャレになりますよ。
例えば木製の家具であれば、ダークブラウンよりも明るめのライトブラウンを選ぶのがおすすめ。また清潔感があり光を反射する白い家具で統一すれば、部屋全体を明るく見せながらグッとオシャレになりますよ。
4.5畳~6畳の狭い部屋におすすめの家具選び・配置のポイントとは?
4.5畳~6畳ほどの手狭な部屋でも、家具の選び方や置き方によって広く見せることができます。続いては選ぶ家具やレイアウトのコツを覚えていきましょう。
家具は背が低く奥行きのないものを選ぶ
手狭な部屋に置く家具はできるだけ背が低く、奥行きの少ないものがおすすめ。背の低い家具を置くことで壁や空間に余白が生まれるので、部屋全体に広がりを見せてくれます。
特に日本の家は天井が低いので、目線を下げて圧迫感をなくすことがポイントに。低めの家具で統一すれば天井も高く感じられ、部屋全体がすっきりとした印象になります。また低めの家具は重心が低くなるため、ホッと落ち着く空間になります。
特に日本の家は天井が低いので、目線を下げて圧迫感をなくすことがポイントに。低めの家具で統一すれば天井も高く感じられ、部屋全体がすっきりとした印象になります。また低めの家具は重心が低くなるため、ホッと落ち着く空間になります。
天板がガラスになったテーブルなど視線が抜ける家具を選ぶ
"視線の抜け"を利用して視覚的に広く見せるというのも手法のひとつ。手軽に家具で取り入れるならば「ガラスのローテーブル」がおすすめです。
ワンルームでの一人暮らしにはローテーブルが欠かせないアイテムですが、デザインや素材によっては部屋を狭く見せてしまうことも。その点、天板が透明でクリアなガラス素材のものならば、視覚的な広がりが生まれます。置くだけでスタイリッシュな印象を与えてくれるのも嬉しいですね。
ワンルームでの一人暮らしにはローテーブルが欠かせないアイテムですが、デザインや素材によっては部屋を狭く見せてしまうことも。その点、天板が透明でクリアなガラス素材のものならば、視覚的な広がりが生まれます。置くだけでスタイリッシュな印象を与えてくれるのも嬉しいですね。
背の高い棚などは窓際や端に寄せる
省スペースで収納力がある背の高い家具は、生活する上でどうしても必要と感じる人も多いかもしれません。
高さのある家具を置く場合は、できるだけ窓際や部屋の端にまとめて配置しましょう。バラバラに配置すると圧迫感が出てしまうので注意したいところ。また部屋の入口付近など目に付きにくい場所に置けば、高さがあっても存在感を抑えることができます。
高さのある家具を置く場合は、できるだけ窓際や部屋の端にまとめて配置しましょう。バラバラに配置すると圧迫感が出てしまうので注意したいところ。また部屋の入口付近など目に付きにくい場所に置けば、高さがあっても存在感を抑えることができます。
大学生の狭い部屋でもベッドを置きたい!スペースを有効活用できるベッドあれこれ
寝るときはベッドが譲れない! という人も多いかもしれませんが、狭い部屋にベッドを置くとそれだけで部屋を埋め尽くしてしまう可能性も。ここでは部屋を広く見せる便利なベッドをご紹介します。
収納スペースを確保できるチェストベッド
衣類や小物がたくさんある人におすすめなのが、タンスとベッドが合体した「チェストベッド」。
ベッド下を収納スペースとして使えるので、クローゼットやチェストといった家具を別で用意する悩みも解消。狭い部屋に置いても圧迫感が少ない、ヘッドボードがないタイプのチェストベッドもありますよ。
ベッド下を収納スペースとして使えるので、クローゼットやチェストといった家具を別で用意する悩みも解消。狭い部屋に置いても圧迫感が少ない、ヘッドボードがないタイプのチェストベッドもありますよ。
狭い部屋でもソファがほしいならソファベッドやデイベッドを活用
ソファとベッドはどちらも幅をとってしまうので、部屋が狭いと一緒には置けない可能性も出てきます。そんなときにおすすめなのが「ソファベッド」や「デイベッド」と呼ばれるタイプのもの。
昼はソファ、夜はベッドとして使うことができる優秀なアイテムで、ベッドの下に収納が付いているものまであります。デイベッドはソファベッドよりもデザイン性に優れているのものが多いので、女性に人気です。ワンルームでの一人暮らしにはぴったりですね。
昼はソファ、夜はベッドとして使うことができる優秀なアイテムで、ベッドの下に収納が付いているものまであります。デイベッドはソファベッドよりもデザイン性に優れているのものが多いので、女性に人気です。ワンルームでの一人暮らしにはぴったりですね。
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空間を有効活用できるロフトベッド
ベッド下の空間を最大限に活用できるのが「ロフトベッド」。ベッドが高い位置にあるので、その下のスペースを有効活用することができます。テレビやデスク、ダイニングテーブルなどを置いたりと、使い方は自由自在。
一人暮らしを機に、憧れのロフトベッドデビューをしてみるのもいいかもしれません。
一人暮らしを機に、憧れのロフトベッドデビューをしてみるのもいいかもしれません。
小柄な女性はベッドをセミシングルにするのもあり
女性ならば小さいサイズのベッドを選ぶという方法もあります。標準のシングルベッドよりさらに小さい「セミシングル」というサイズがあるのをご存知でしょうか。
ベッド幅が約80㎝程度なので、小柄な女性であればこちらを買う選択肢もあり。さらにショート丈という通常より短いタイプのベッドを選べば、スペースをかなり減らすことができます。
ベッド幅が約80㎝程度なので、小柄な女性であればこちらを買う選択肢もあり。さらにショート丈という通常より短いタイプのベッドを選べば、スペースをかなり減らすことができます。
まとめ
大学生活がスタートし仲のいい友人たちが増えれば自分の部屋に遊びにきてもらう機会も増えるでしょう。
実際広い部屋に住めなくても、今回のポイントを押さえながら”広く見せる”ことはできます。カラーコーディネートやレイアウトなど、ちょっとした工夫が大切。自分の好みに部屋をコーディネートして、素敵な学生生活を送ってくださいね!
実際広い部屋に住めなくても、今回のポイントを押さえながら”広く見せる”ことはできます。カラーコーディネートやレイアウトなど、ちょっとした工夫が大切。自分の好みに部屋をコーディネートして、素敵な学生生活を送ってくださいね!
監修:堀よりこ
Green Interior代表
毎日が忙しい人のためのメール完結するインテリアコーディネートサービス「Roomo」運営/東京都内在住のインテリアコーディネーター。大手ハウスメーカーにてお客様の住空間に関わった後、法人・個人のインテリアコーディネート業をはじめ、コラム執筆など多方面で活動。「私が幸せになれる部屋」をコンセプトに活動中。