2021年06月28日 更新
収納ゼロのワンルームで自分らしい快適生活を実現!
一人暮らしの部屋の実例をご紹介。今回取り上げるのは、収納のない都内の1kで暮らすerina345さん。写真も参考に、収納が無くても気持ちよくすごせる収納術やお気に入りのコーナーをチェックしていきましょう。
海外旅行が大好きなerina345さんのお部屋は、旅先で手に入れたアイテムや写真など、自分の“好き”に囲まれた10畳のワンルーム。収納スペースゼロのお部屋ですが、収納テクを駆使して、窮屈さを感じさせないスッキリしたレイアウトに仕上げています。
さっそく部屋作りのポイントやテクニックを教えてもらいましょう!
生活感を感じさせない、マネしたくなる収納アイデア
一人暮らしでよく聞く問題が、収納スペースの少なさ。「収納が少なすぎて物があふれてしまっている」と悩んでいる人も少なくないのでは?
今回ご紹介するerina345さんのお部屋は、居室内の収納スペースはゼロなんだとか。それでも、ごちゃごちゃ感のないおしゃれでスッキリした印象に整っています。erina345さんが実践している部屋作りのコツを見ていきましょう。
見えない収納もかわいく! ジャストサイズの収納ボックス
収納場所に困るもののひとつが、季節ものや普段あまり着ない洋服類。erina345さんは、イケアの収納ボックスを活用しています。ボックスはそのまま使うのではなく、上部に100均の大理石シールを貼りカスタマイズ。ひと手間加えるだけで、高級感がグッと上がります。
erina345さん
棚の上段にはニトリのカゴを、下段にはフランス生まれの収納バケットを入れています。ぴったりサイズの収納かごを選ぶのも、スッキリ見せるコツ! 中身が見えるとごちゃついて見えるので、ペルーやミャンマーのストールをかけて目隠しをしています
写真左にあるアートフレームの裏には、掃除機を収納。生活感のあるアイテムは、目に付かない場所に隠してしまうのも手です。
ベッド下も大事な収納スペース!
erina345さん
部屋に収納がないので、ベッドを購入する際の絶対条件は“引き出し付きのもの”でした。中にはバッグを収納。バッグってかさばるので、このスペースに助けられています
また、“ベッドスカート”と呼ばれる丈の長いカバーをかけて収納棚が見えないようにするのもマネしたいテクニック。棚が見えているのと見えていないのでは部屋の印象が変わるので、収納付きベッドの人は“ベッドスカート”をぜひチェックしてみて。
お気に入りのアイテムは見せる収納を
好きなアイテムは、隠さずにあえて見せる収納を取り入れてみましょう。隠す収納には限界があるので、erina345さんは見せる収納を追求しているのだそう。
erina345さん
クローゼットがないので、イケアで購入したハンガーラックを部屋の隅に置いています。かけている洋服は、よく着るものやお気に入りのものを厳選。お気に入りの服をかけることで、そこがお気に入りのスポットに変わるんです。ハンガーをゴールドに揃え、部屋との統一感も意識しました
サングラスやピアスなどのアクセサリーは、イケアの有孔ボードや、ゴールドの額縁を活用。グリーンやドライフラワーを飾って、ナチュラルさをプラスしています。
見せる収納は、その人らしさが出るおもしろいコーナーでもあります。自分の好きなものを飾って、個性を表現してみてくださいね。
白いタイルシートを敷き、モダンかつ爽やかな印象の部屋に
収納テクだけでなく、部屋のイメージカラーによって部屋を広々見せることも可能です。
こちらの部屋の世界観を作り出している大きなポイントが、床に敷き詰められた「ハーフサイズクッションシート」。もとはフローリングでしたが、白の割合が多いモノトーンのタイルシートを敷くことで、部屋全体がモダンで爽やかな雰囲気になりました。
erina345さん
楽天でたまたま見つけたんですが、これを取り入れて大正解! 部屋が広く見えるうえ海外のような雰囲気になって、部屋作りが楽しくなりました。インテリアにこだわるきっかけにもなった、思い出深いアイテムです
切って貼るだけとDIYも想像以上に簡単なので、部屋を広く見せたいという人はぜひトライしてみては。
家で過ごす時間が楽しくなる、“好き”を散りばめたお気に入りコーナー
1番のお気に入りは、クッションをアクセントにしたベッド周り
特にお気に入りの場所は、自然光がたっぷり差し込むベッドコーナー。コーディネートは、よくチェックしている海外のインスタグラマーを参考にしたと話します。
erina345さん
枕替わりに、ハワイで購入したウインク柄のクッションや、ニトリやイケアで購入したクッションを重ね置き。見た目がかわいいだけでなく、フカフカな感触が疲れた体を癒してくれるんです
シンプルなクッションの中に遊び心のあるものを混ぜると、良いアクセントになってセンスアップになりますね。
ソファにカバーをかけ、手軽に模様替え
こちらは、秋冬仕様に模様替えしたソファ。イケアで購入したシンプルなソファにカバーをかけて、個性的な佇まいに変身させました。
erina345さん
カバーは祖父母からのアラスカ土産、クッションカバーは旅先のトルコとペルーで購入した思い出の品です。部屋にいる時間のほとんどは、このソファとベッドで過ごしています
大きいサイズの家具は、部屋の印象を大きく変える重要なアイテム。季節ごとにカバーを変えてみるのも、気分転換になっていいですね。
良く見える場所に写真を飾って元気をチャージ
ベッドの上には、フェアリーライトにクリップを付けて、思い出の写真を飾りつけ。
erina345さん
見ていると元気になれる、私にとって欠かせないコーナーです
他にも、世界を旅したときに購入したポストカードをコラージュしたコーナーも。見ていてワクワクするものをよく目に入る場所に貼れば、自然と日々の気分を高めてくれそうです。
ところどころにグリーンを配置
部屋を彩っているのが、蚤の市やホームセンターなどで購入した観葉植物やドライフラワー。この部屋に引っ越して約3年。この1年程で部屋作りと観葉植物にはまりだしたのだそう。
erina345さん
はまったら突き進むタイプで、気が付けば観葉植物は30鉢以上になってました。ゴムの木やサボテン、エアプランツやアボカドなど種類もさまざま。グリーンが白いインテリアに生えて、見た目も◎。最近は加湿器や温度・湿度計、植物ようのLEDライトを導入して、植物が育ちやすい環境づくりにも力を入れています。癒されるし気持ちも整うし、植物があると暮らしが丁寧になる気がします
”コスパのいいものをネットショッピング”がアイテム選ぶのコツ
お部屋を拝見してわかるように、家具や雑貨はイケアやニトリ、楽天などで購入しているものがほとんど。
erina345さん
基本的には家具に予算をかけず、お手軽価格かつ安く見えないものをチョイスしています。部屋に統一感を持たせるためグレーの棚を白にペイントしたこともありますが、それもプチプラアイテムだったからこそ。ちなみに、アイテムの購入はネットショッピングがほとんど。店頭で購入して運搬する手間や苦労を考えても、一人暮らしにはネットショッピングがおすすめですよ
まとめ
収納がなくても、自分の好きに囲まれたスッキリした生活が叶うこと証明してくれたerina345さんのお部屋。今回見えてきた心地いい部屋作りのヒントは、見せる収納と見せない収納を上手にミックスさせることでした。収納がゼロだと全部を隠すのは難しいので、見せる収納をいかに取り部屋になじませられるかを意識してみてはいかがでしょうか。“収納がないから”“部屋が狭いから”と諦めずに、自分好みの部屋作りにチャレンジしてみて下さいね。