【サッポロビールの先輩社員】首都圏本部東京統括支社東京第1営業部:遠藤雄一さん

横浜国立大学経済学部を卒業後、2009年よりサッポロビールに入社。大阪市内、東京都内とエリアを変えながらも飲食店向けの業務用ビールの営業担当として9年間従事する。
飲食店で1杯目に頼んだ生ビールがおいしいとテンションが上がる! というビール好きな学生さん、必見です。登場してくれた先輩社員は「ヱビスビール」や「サッポロ生ビール黒ラベル」といったサッポロビールが誇るビールや焼酎、ワインなどを販売している遠藤さん。やはりお酒が大好きだという遠藤さんが、9年間の中で得た仕事のやりがいとは?
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今のお仕事はどんな内容?
わたしは業務用の営業で、「缶商品」ではなく主に「樽商品」の販路拡大などを担っております。弊社の人気ブランドは「サッポロ生ビール 黒ラベル」ですが、他にもワインや焼酎なども取り扱っています。以前、部署では直接飲食店のオーナー様に対して販売していたのですが、現在は販売店様の営業活動をメインに行っています。販売店様では競合他社の商品も取り扱っていますので、販売店様へのパイプだけでなく、その先のお得意先様である飲食店様へのパイプ、2つの軸を意識して営業を行っています。
関東全域をエリアとしていますので神奈川や埼玉、千葉の販売店へ出向くことも多いですね。飲食店様のことを知るために、事前にリサーチすることもあります。お客様はどんな層なのか、どんなものを食べているのかを確認して、後日アポイントを取ったときに「御社は若い女性のお客様も多いようなので、カクテルやサワーを強化するのはいかがでしょうか」など、当社飲料だけでなく飲食店様のコンサルタントのようなスタイルで販売店様の売り上げにつながるご提案をしていきます。
いかにサッポロビールの人間と関わることのメリットを感じていただくが勝負でもありますので、たとえば新店舗を出したいというお客様に物件を紹介したり、販促のポスターをつくる印刷会社を紹介したりと、飲料だけではなく飲食店様の繁盛につながる提案活動を行っています。結果として商品を卸していただくことだけではなく、継続的にお取り扱いいただくとも重要なので、実際に売り上げに貢献できたかフィードバックをいただくのも仕事のひとつです。
一番楽しかった&つらかった仕事は?
業務用営業においては、クライアントが飲食店のオーナーであることが多く、売り上げや利益等、経営や財務面の話になることも多々あります。規模は大小あれど従業員を何人も抱えるオーナーなので、相手の目線で話すことが大切です。最初はその感覚がつかめなくて、お酒を飲み交わしながら深く考えずに発した一言が意図しない捉え方につながってしまったこともありました。「もうお前の顔も見たくない」と直接言われたときはかなりつらかったですね……。それでも逃げ出さずに顔を出して、ひとつひとつ間違いを訂正していったことで再度信頼を取り戻すことができましたが、いかにオーナーと同じ感覚でいられるかがこの仕事の難しさでもあると思います。
逆にお客様から信頼を得ていくことができる環境があるのもやりがいのひとつです。わたしが提案したことで「遠藤さんのおかげで売り上げあがったよ」とお声をいただいたり、コミュニケーションの積み重ねで他社の商品を扱っていた飲食チェーンが新しい店舗で当社の商品をメインに扱っていただいたりと、目に見えて変化が出る瞬間は最高にうれしいです。
今の会社を選んだ理由は?
大学生のときから飲み歩きが大好きだったので、飲食店に関わる仕事がしたいなとは思っていました。飲食店に融資・誘致できる不動産業界や金融業界など、とにかく飲食店を軸にして自分に合った会社を探していました。その中でビールを扱う会社は第一志望でもあったのですが、最終的には「自分をさらけだして会社に選んでもらおう」という感覚で最終面接に臨んだ結果、内定をいただくことができたんです。サッポロビールは会社説明会でも飲食店販売に関する説明に時間を割いていて、この会社の社員の空気感が自分に合っているのかなと感じていたので、内定をもらったときはここを選んで間違いなかったと感じることができました。