サークルや部活を辞めるときの伝え方は? どんな理由がいい? 2ページ目
伝える方法の次は、「サークル・部活を辞める理由」についてです。もし相手に伝えづらい理由である場合は、そのままストレートに伝えると面倒なことになる可能性があります。仮に辞めざるを得ないまっとうな理由があったとしても、正直に受け入れられるとは限りません。ですので、できるだけ穏便に部やサークルを辞めるためには「取り繕った理由」も必要です。そこで穏便に済ませられそうな理由をまとめてみました。
●学業を優先したい
大学では部活やサークルも大事ですが、学生の本分は勉強です。学部や学科によっては研究などもありますし、年次によっては卒論もあります。勉強を優先したいから辞めると伝えて、無理に引き留めるケースは少ないでしょう。ただ、辞めた後に全く勉強をしているそぶりがない場合は、疑われてしまいますから要注意です。
●就職活動がある
大学3年の夏にインターンが始まりますから、だいたい3年生になってすぐくらいから就職活動の準備を始める人が多いでしょう。しかし、中にはもっと早い時期から企業研究などを始める人もいますから、1年生や2年生で「就職活動を優先するためにサークルを辞める」としても不思議ではありません。就職活動優先で辞める場合は、「今から業界研究をする」など、ちゃんと理由付けすることも大事です。
●体調不良
例えば体育系の部活の場合は、「体調不良が続くことで運動ができなくなった」「みんなに迷惑が掛かる」などと言って辞める方法があります。文化系の部活でも、「病気の療養をすることになった」なども辞める理由に用いることができます。ただ、この言い訳の難しいところは辞めた後。もし学内で元気に学校生活を満喫している姿を部員に見られた場合、よくないうわさが広まるかもしれません。
●大学を辞める(休学する)ことになった
「大学を辞める(休学する)ので部を辞める」というもの。「体調不良で辞める」の上位互換ともいえるかなり大胆な言い訳です。辞める理由や休学する理由を詳しく聞かれるかもしれませんが、大学から離れるわけですから、無理に引き留められることはないでしょう。ただし、本当に辞めたり休学したりしないのであれば、体調不良以上に「その後」が難しいのが問題です。もし学校内で部員に出会ったら、またそこで言い訳をしたり取り繕ったりする必要があります。
相手が納得してくれやすそうな理由は、こうしたことが挙げられます。この中では学業優先と就職活動が使いやすい理由といえるでしょう。下の二つ、「特に大学を辞める」というのは、学校生活が窮屈になるもろ刃の剣ともいえる理由なので、「最終手段」としておくのがいいですね。
部活やサークルはどうしても合う・合わないがありますから、無理に続けてストレスをためるよりもすっぱり辞めることも大事です。その際は、今回紹介した理由を参考にしてみてはいかがでしょうか。
(中田ボンベ@dcp)