理系学生の研究室選びのコツは? 先輩大学生が教える選び方の軸 2ページ目
1位 自分がやりたい研究を扱っているか 53人(50.5%)
2位 教授の人柄が自分と合っているか 20人(19.1%)
3位 研究室の人間関係 12人(11.4%)
4位 教授や所属する学生の研究実績 8人(7.6%)
5位 研究室のコアタイム(メインの活動時間) 5人(4.8%)
1位は「自分がやりたい研究を扱っているか」で、約半数の人が研究室選びの一番のポイントとしています。また、研究室では長い時間を過ごすことになることから、2位は「教授の人柄」、3位は「研究室の人間関係」となりました。4位は、就職活動にも研究室に残る場合にも重要になる「研究実績」がランクイン、研究が大変であるのかの参考になる「コアタイム」は5位でした。
■研究内容だけでなく研究室の雰囲気や教授との相性も大切
研究は長く取り組むことになりますので、「興味のある研究内容でなければモチベーションを維持できない(男性/23歳/大学院生)」ために、やりたい研究を扱っているかということが重視されています。しかし、一方で「研究内容に興味があったとしても、やはり教授や先輩との相性も大事(女性/26歳/大学院生)」と考える人もいました。「教授と合わずにやめた人がいた(男性/24歳/大学院生)」という例もあるので、研究室の方針や環境についてもしっかり確認してから研究室を決めたいですね。
また、理系では、特に研究実績が就職や進学にも影響します。「ほかの研究室と比較した時に研究費の有無や設備、論文投稿の実績が評価されていたから(女性/24歳/大学院生)」という点も重視されていました。
研究室選びは本当に迷いますよね。情報収集の方法のひとつに研究室訪問がありますが、先輩のみなさんは実際に研究室に所属するまでに研究室訪問を行ったのでしょうか?