モロッコのおすすめ観光地20選! アラビアンナイトの世界のような観光スポットをチェック! 2ページ目
モロッコのおすすめ観光地1.シャウェン
シャウェンはリフ山脈の麓、ティスーカ山とメッグ山の山肌に広がる小さな町です。イスラム教の聖地として長い間閉ざされていたため、今も秘教的な色合いが強く残っています。メルヘンの世界に誘われたような、青と白の建物や子ども達が坂を元気に走り回り、聖地とは思えないような明るい雰囲気が旅人たちを魅了します。太陽に照らされる青の町も素敵ですが、シャウェンの町を一望する高台からの夜景や町の青が夜の闇の中に浮かび上がる光景は、太陽の下で見るシャウェンとはまた違う美しさがあります。リフ山脈の山間に位置するため、他の街に比べて比較的涼しい気候となります。寒暖差の対策もお忘れなく。
モロッコのおすすめ観光地2.ハマム
女性にも男性にも、一度は体験してほしいのがアラブ式スチームバス「ハマム」。プロが手がけるアカスリとマッサージは人々を魅了し、現地の人々は週に一度のペースでここへ行くそう。ハマムで十分に体を温めたあとはセラピストがオリーブオイルでできた石鹸「ブラックソープ」で身体を洗ってもらい、ミトン状の手袋で丁寧に耳の裏や脇までくまなく古い角質を取ってくれます。時間と予算があれば特産のアルガンオイルを使ったオイルマッサージでの仕上げもしてもらえます。日本では経験できない極楽の癒しと、熟練の技を堪能しましょう。
モロッコのおすすめ観光地3.マラケシュ
モロッコの中央に位置するこの町を抜きにして、モロッコは語れません。ここにはモロッコのさまざまな歴史、自然、そして人々が集約されています。町の背後には肥沃な北の大地とサハラ砂漠とを隔てるようにオートアトラス山脈がそびえており、その山並みはこの町を守るかのようです。
新市街には近代的な建物が立ち並んでいますが、旧市街の建物はモロッコ伝統の赤土で作られた日干しレンガで造られ、赤茶色が立ち並びます。道にはナツメヤシやオリーブなどの緑が囲み、穏やかな色合いとなっています。年中お祭り騒ぎのようなマラケシュをぜひ体験していただきたいです。
モロッコのおすすめ観光地4.スーク
世界最大の商業地区ともささやかれる場所、スーク。昔からマラケシュは沿岸の諸都市とサハラ砂漠との交易の中継地として発展してきました。ムラービト長期、ムワッヒド朝といった王朝の首都として繁栄して以来、人種や男女を問わずさまざまなものや人が往来し文化が入り混じってきました。このスークのものの豊富さや文化の多様さを見れば、この場所がいかに北アフリカで重要な産業都市であったかを実感させられるでしょう。
細い道の両側には所狭しと店が並び、その混雑の中を人々やロバが縦横に行き交っています。製品工房の見学もできるので、職人たちの磨かれた技をのぞきながら歩くのもいいでしょう。
モロッコのおすすめ観光地5.ジャマエルフナ広場
マラケシュは夕方になるとより一層賑わいを見せます。夕日の中にポツポツと明かりがついたと思ったら、続々と屋台が広場に集まります。そこかしこから人が集まり、大道芸の披露や生演奏などさまざまな出し物に人だかりの輪を作ります。このお祭り騒ぎが毎日夜中の1時まで続き、現地の人々のタフさが伝わってくるでしょう。もちろん昼にこの場所を訪れても十分に楽しめます。アクロバット芸やベルベルダンス、ヘビ使いのショーの間を水売りや入れ歯売り、ガラクタ売りなどが行き来しどこか混沌としている空間を十分に楽しむのもいいでしょう。