オランダのおすすめ観光地20選! アムステルダムをはじめ外せないスポットを紹介! 5ページ目
印象派のセザンヌやモネ、ゴッホを始めとして、ピカソやシャガール、マティスなど、オランダ出身の大御所画家の作品が網羅されています。他にも近現代で有名になりつつある画家の作品など、バリエーションに富んだ美術館となっています。ガイドブックや教科書で見た憧れの世界に実際に足を踏み入れられることができます。
オランダのおすすめ観光地17.ゴッホ美術館
アムステルダムまで来たからには、見逃せないのがこのゴッホ美術館。ゴッホを始め、ゴーギャンやロートレックといった、ゴッホに影響を与えた同時代の画家の絵画や素描が展示されています。所蔵数はなんとゴッホの作品だけで油絵200点、素描550点余りで、それに加えて他の画家の作品も展示されているため、個人の美術館としてはいかに充実したものかが想像できるでしょう。ゴッホのオランダ時代からフランス時代の作品までを年代を追って展示されているので、その移り変わりがよくわかります。他にもゴッホが影響受けて収集していた浮世絵や自筆の手紙、葉書等の展示もありなかなかに興味深く、見所があります。
オランダのおすすめ観光地18.エダム
運河に縁取られた田園風景を眺めながらアムステルダムから北へ少し行くと、チーズで有名な街エダムに到着します。エダムは小さな町ですがかつては港町として栄え、17世紀には毎年500,000個のチーズを輸出していたといいます。昔の街並みをよく残しており、レンガ造りの家々や白いはね橋など箱庭のようにまとまったかわいらしい街です。街を歩くと運河沿いには港として栄えていた頃の面影がポツポツと残っているのを見かけます。客と景色を眺めながらティータイムを楽しめるティーハウスがその一つで、かつてヨーロッパで流行した東洋趣味が少しずつ形を変え、文化として確立した姿が伺えます。
オランダのおすすめ観光地19.ザーンセ・スカンス
オランダの風車といえばザーンセ・スカンス。アムステルダムから北へ少し行くと、風車とやわらかな緑に包まれたこの街に行くことができます。この地方特有のグリーンの壁と白い窓枠の家が並び、レンガを敷き詰めた子道を行けばメルヘンの世界に入り込んだような気分になります。古いものを大切にするオランダでも、近年は木造建築の伝統的な建物が少なくなってしまったために、こうしてこの町に移転させ昔ながらの風景を保存しているそうです。
ザーン川遊覧のボートに乗りながら街を行くと古きよき風車や工房の活動を見ることができ、実際に体験することもできます。土産物の店やパンケーキレストランなど見所がいっぱいです。
オランダのおすすめ観光地20.テクセル
港町デン・ヘルダーからカーフェリーで20分ほどのこの島はテクセルと呼ばれ、豊かなワッデン海に囲まれた美しく、おだやかな街です。観光資源は多くあり、羊を中心とした牧畜漁業が盛んで近年は新しい観光地としても注目を集めています。夏場は外国人を含む多くのリゾート客や海水浴の客でにぎわいを見せ、内陸でも自転車のレンタルサービスを使い教会をする人々がいます。キャンピングサイト、ホテル、レストラン、テニス場、スカッシュ場、ボーリング場等を回って歩くこともできアウトドアには最適な場所となっています。いかがでしたか? オランダは春の花の季節がおすすめですが、料金もアップしますので料金重視、都市観光メインであれば秋、冬の観光がおすすめ。歴史的美術作品も多く見られる、オランダ。ぜひ友達や恋人、家族を誘って魅力あるオランダを旅してみてはいかがですか?
執筆:つかさあおい
学生の頃から趣味だった旅行は、いつしか仕事になりツアーコンダクター歴は15年。日本国内(47都道府県制覇)と海外(12カ国40都市)を旅するように。現在は旅行ライターとしてまだまだ日本人が知らない現地ネタを情報発信中。ディープでおもしろい国内旅行、その土地ならではの海外の歩き方をご紹介します。