翻訳家になるには? 働き方や役立つ資格について解説 2ページ目
翻訳家の年収は、極端に言えばピンキリです。名のある翻訳家の場合は高いギャランティーになるでしょうし、駆け出しの場合はアルバイトや他の仕事をしながらでないと食べていけなかったりします。
参考までに、編集者やライタ一が翻訳家に仕事を依頼する場合の例をご紹介します。翻訳家にお願いする場合は、一般的に「文字数単位」でギャランティーを支払うことになります。例えば1文字○円といった形です。もし2,000文字の翻訳を1文字10円でお願いするならば、単純に2万円の仕事ということになりますね。同じような仕事が月に10回あれば、税金などを考えなければ20万円の収入となり、さらにこれが1年続けば240万円の年収になる、ということです。
この1文字◯円というのが、実績によっても変わってくるので、もし1文字100円で引き受けている人ならば、いい収入を得られるということです。
翻訳家になるにはどうすればいいかについてご紹介しました。技術職なので、依頼がある限り幾つになっても働けるのも翻訳家という仕事の特徴。安定した収入が得られるとは限らない厳しい仕事ではありますが、長く楽しめるという意味では、理想の仕事と考えている人も多いかもしれませんね。
(中田ボンベ@dcp)