意外と知られていない! 外国人留学生の日本での就活事情 2ページ目

学生の窓口編集部

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●外国人留学生の就職先(職種)Top5

1位 翻訳・通訳……24.6%
2位 販売・営業……24.1%
3位 情報処理……8.0%
4位 教育……7.3%
5位 技術開発……4.7%

「業種」については「商業・貿易」が最も多く、次いで「コンピュータ関連」「教育」となっています。

●外国人留学生の就職先(業種)Top5

1位 商業・貿易……22.6%
2位 コンピュータ関連……9.9%
3位 教育……9.1%
4位 電機……3.9%
5位 飲食業……3.3%

また、業種全体で見た場合、「非製造業」に就く人が79.0%、「製造業」に就く人が21.0%と、非製造業の方が多い傾向にあります。

同就活ガイドには、就職先の企業規模についての調査結果もまとめられています。これによると全体の約7割が従業員1,000人未満の中堅・中小企業へ就職。そのうち約4割が従業員規模1-49人の中小企業への就職となっています。こうした現状については、日本人大学生とあまり変わらないように思えますね。

■多くの企業が注目しているのが「日本語能力」

外国人留学生の就職活動において、受け入れる側の企業がどんな点に注目しているのか気になるところ。経済産業省が2015年に発表した「外国人留学生の就職及び定着状況に関する調査」によると、最も注目されているのは「日本語能力」です。日本の企業は面接を重要視するため、やはり日本語の「聞く力」「話す力」は非常に大事なようです。

この調査では「求められる日本語能力」についても公開されており、英語能力の有無にかかわらず「幅広いビジネス場面で日本語による適切なコミュニケーション能力がある」ことが望まれています。

ちなみに、採用時に重視する能力については「日本語の語学力」「コミュニケーション能力」以外に「バイタリティ」「熱意」といった部分も注目されています。

近年、国籍に関係なく優秀な人材を獲得したいという企業も増加しており、また会社組織の活性化を目的に、異なる文化圏の人材を取り込みたいという企業も増えています。「絶対に日本企業に就職したい」という熱意ある留学生も多くいますから、日本人大学生の皆さんも、それに負けないくらいの熱意を持って就職活動に挑まないといけませんね。

参考:独立行政法人 日本学生支援機構(JASSO)「外国人留学生のための就活ガイド」
http://www.jasso.go.jp/sp/ryugaku/study_j/job/guide.html

(中田ボンベ@dcp)

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