3000メートル級の雪山にもアツいハートで挑む登山家! 山梨大学4年・岩崎庄太朗さんに話を聞いてみた

編集部:はまみ
2015/12/16
大学生インタビュー
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山岳部のメンバーと北穂高岳に登る岩崎さん(写真中央)

スポーツや学問、グルメやサブカルなどジャンルを問わず、飛び抜けた個性を持つ大学生を紹介するこのコーナー。記念すべき第1回目は、山梨大学4年生・山岳部に所属する登山大好きな岩崎庄太朗さんです。学生ながら、柔らかい笑顔からは想像もできないようなハードな登山をこなしてきた岩崎さん。今回は、登山の醍醐味や将来の夢について熱く語ってくれました!

■山登りは常に危険と隣り合わせ。だからこそ楽しい!

編集部を訪れた岩崎さん。3連休も関東の山を登ってきたそう

――岩崎さんが山登りを始めたきっかけは何ですか?

本格的に始めたのは父親の影響です。高校生の頃、山登りが趣味の父親に連れられて、初めて雪山に上ったんです。そこで運悪く猛吹雪に遭ってしまい「これは死ぬ!」って思ったんですけど、同時に「危ないけど楽しい」と自分の中で何かが目覚めたんです。それから大学で山岳部に入部して、大学4年間はほとんど登山一筋で打ち込んできました。だいたい1年に100日ぐらいは山に登っていたかなと思います。僕が取り組んできたのはいわゆる崖や絶壁のクライミングをする「岩登り」メインの登山ではなく、あくまで山歩きが中心の登山です。もちろん、コースによっては断崖絶壁を通らなければいけないこともあります。

――過酷な状況下でも楽しいと思えるのはすごいですね。その他にヤバかったことはありますか?

大学1年生の冬に、同級生2人と一緒に山梨から東京まで山を歩いて越えようとしたときですね。2月だったので雪がすごくて、普通だと半日で行けるようなところを2日もかかりました……。当時はまだ山岳部も本格的な山に登った経験がある人が少なく、山登りの知識も装備も不足していたので、仲間が凍傷になってしまったんです。僕がパーティーのリーダーだったので、仲間の命を危険にさらしてしまったことに責任を感じました。

――まだ経験が浅かった大学1年生ならではのエピソードですね。その他に山登りで自分の身に危険を感じたことはありますか?

高さ15mくらいの沢で沢登りをやったとき、滝壺に落ちてロープで宙吊りになってしまったことですかね。運良く岩の突起に親指の爪がひっかかって助かったんですけど、あの時は本当に死ぬかと思いました。あとは、去年の末に南アルプスを仲間と2人で縦走したときですね。40キロくらいの荷物を背負ったまま、岩の壁を乗り越えるのがすごく大変で。体感-20℃くらいの中、3時間くらいずっと岩の壁に張り付いていて、身体の隅々まで冷えていく恐怖を今でも覚えています。

――そういった厳しい局面では、仲間と励まし合ったりするのでしょうか?

そうですね。そういうときに仲間がそばにいると安心するのはもちろん、一緒に山を登っていると、会話をしなくても、お互い何を思っているのかだんだん分かってくるんです。困難にぶち当たっても、「こいつがいるから突破できる!」と自分を奮い立たせることができる大切な存在です。同じ山梨大学の登山部の仲間と登ることが多いのですが、女性も何名か所属していて一緒にチームを組んで登りますよ。他大学の山岳部とも交流がありますし、僕の登山活動の原点である父と一緒に登ることもあります。また、山で出会った人とは学生・社会人問わず雑談をしたり声を掛け合ったりしていますね。

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