★高村さんからのアドバイス
宴会の前に今日は無礼講ですからと、気さくに声をかけてくださる上司や幹部の方がおりますが、無礼講という言葉は地位や身分などを抜きにした宴会と解釈されています。 上司に対して会社では仕事の関係のみで働いていた方でも、この宴会は上司も部下も同僚も関係なくみな社員同士という意識で楽しみましょう、という意図なのです。従って宴会の目的や主役をそっちのけで飲んだり騒いだりすることは許されないでしょう。無礼講は「ハメをはずしてよい」という意味ではありません。
上司がすすめて下さるままにビールビンにお口をつけて一気のみをする態度や、みだれた服装をするなどの行為は、自分だけでなくそのような行為を敬遠する相手がもしその場にいた時に、その相手に対して大変失礼にあたります。
会話は上司や先輩に積極的に話しかけることは賛成ですが、人間性を落としめる言葉をかける事は当然のことですが無作法となります。いらぬ誤解を招かぬためにも快くお話するよう心がけましょう。
そして前日は無礼講の宴席であっても、翌朝一番に上司や幹事の方へのお礼の挨拶をする事を必ず忘れないようにしましょう。
■回答:高村多英子さん
実用マナー検定・マナー講座などを実施している、マナー文化教育協会の講師として活躍中
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