正社員の通勤時間は平均「56分」と明らかに、「ストレスを感じる」「仕事のパフォーマンスに影響する」のは何分から? - マイナビ調査

2026/10/19

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社会人になると想像以上に生活に影響するのが「通勤時間」です。入社前は仕事内容や給与に目が向きがちですが、毎日の通勤が長くなると、睡眠時間やプライベートの時間にも影響しかねません。

正社員の平均通勤時間、理想と現実は?

マイナビが運営する「マイナビ転職」は10月9日、正社員600人を対象に実施した「正社員の通勤負担の実態調査」の結果を発表しました。調査によると、正社員の現在の平均通勤時間は56分で、理想の通勤時間である39分との差は17分でした。

現在の通勤時間では「1時間以上」が37.9%で最も多く、「30分以上1時間未満」が34.9%で続きました。通勤時間が30分以上の人は全体の7割を超えています。一方、理想の通勤時間は「30分以上1時間未満」が38.7%で最多となり、通勤負担の軽減を望みながらも、一定の通勤時間は受け入れている人が多いことが分かりました。

一都三県では約半数が「1時間以上」

一都三県の通勤時間をみると、東京都、神奈川県、千葉県では約半数が「1時間以上」と回答しました。中でも埼玉県では64.1%が「1時間以上」と回答しており、一都三県の中でも特に通勤時間が長い傾向がみられました。


通勤時間が仕事のパフォーマンスに影響も

また、通勤時間の長さは満足度や仕事への影響にも表れています。現在の通勤時間に「満足」と回答した人は全体で17.0%でしたが、通勤時間30分未満の人では29.3%だったのに対し、1時間以上の人では3.2%にとどまりました。さらに、通勤時間が1時間以上の人の21.9%が「現在の通勤時間の長さにストレスを感じている」と回答し、20.5%が「通勤時間の負担が仕事のパフォーマンスに影響している」と答えています。


睡眠への影響も見逃せません。通勤時間が1時間以上の人では74.0%が週2日以上の寝不足を感じており、30分未満の人を上回りました。また、寝不足の原因として47.9%が「仕事時間の長さ・残業・通勤時間の負担」を挙げており、長時間通勤が睡眠不足の一因となっている可能性がうかがえます。

調査結果を受けて、「マイナビ転職」編集長の瀧川さおり氏は、長い通勤時間がストレスだけでなく、仕事のパフォーマンスや勤続意向、睡眠にも負担を及ぼしている可能性があると指摘しています。また、企業には時差出勤やフレックスタイム制度、テレワークの活用など、通勤負担を軽減する取り組みが求められるとしています。

社会人生活では、「会社まで何分かかるか」が日々の満足度を左右する重要な要素の一つです。特にキャリアのスタート期は、仕事を覚えることに加えて生活リズムを整えることも大切です。転職や就職先選びの際には、給与や仕事内容だけでなく、実際の通勤時間や通勤のしやすさにも目を向けることで、より長く快適に働ける職場選びにつながるかもしれません。

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