ADHDのプロ監修「どこに何を入れたか分からない」を解消!画期的「見えるバッグ」とは? #Z世代pickフレッシャーズ

2025/04/13

社会人ライフ

こんにちは!リリースピッカーの杏奈です。リュックって大容量だけど物が迷子になりがち…。そんな悩みを抱えている方、いませんか?今回は目から鱗な新しいリュックの紹介です!

株式会社コーエイは、ADHD(注意欠如・多動症)の方々の「片付け・整理のしづらさ」に着目し、専門家3名と共同開発した新商品『KABAG for ADHD』を2025年3月17日より発売。

同製品は“見えないモノは、無いのと同じ”という発想をもとに開発された。バッグを2階建て構造にすることで内部の視認性を高め、さらにポケットを透明化して物の所在がひと目でわかる構造を採用している。豊富なポケットと可視化設計により、日々の「どこに何を入れたか分からない」「荷物を探すのに時間がかかる」といったストレスを大幅に軽減することを目指したとのこと。

■開発背景

同社が展開するバッグブランド「KABAG」は、これまで“使いやすさ”と“機能性”を追求してきた。そんな中、ADHDに関する悩みを持つ客から「整理整頓がしやすく、視認性の高いバッグが、生活の質を大きく向上させた」という手紙をもらったことをきっかけに、新たな切り口の製品開発をスタート。

同商品の開発にあたっては、ADHD当事者会へ開発チームが参加し、生の声を直接ヒアリング。また、「バッグに関するお困り事」に関するアンケートを実施し、600名を超えるADHD当事者の人に回答してもらった。そこで改めて浮き彫りとなったのが、「必要なものを目視できなければ存在を忘れてしまう」「整理しづらさが原因で、カバンの中が常に散らかりがち」といった課題だった。

さらにADHDに関するプロフェッショナル3名(臨床心理士・整理収納アドバイザー・心理学博士)の協力を得て、実際の使用感や当事者が直面する課題を徹底的にヒアリングすることで、本商品のコンセプトを固めてきた。

共同開発メンバー

  • 臨床心理士:南 和行(カウンセリングルーム「すのわ」代表)
  • 整理収納アドバイザー:西原 三葉(発達障害特化型片付けコンサルティングAUBE代表)
  • 心理学博士:中島 美鈴中島心理相談所所長・九州大学大学院人間環境学府学術協力研究員)

それぞれの専門家が当事者のリアルな声を共有し、実際にどのような場面で「探し物」や「忘れ物」に困るのかをヒアリング。生活の質を向上させるためのアイデアを様々な観点から助言をいただき、使いやすさにこだわったバッグを完成させた。

商品の特長

  1. 2階建て構造で“見える化”を徹底
    収納スペースを上下2層に分割し、持ち物がどこにあるかひと目で分かる構造に。バッグを上から見下ろしたときに、何がどこに入っているか直感的につかめるよう配慮している。
  2. 全てのポケットを透明素材に
    内部ポケットはすべて透明素材を採用。どのポケットに何が入っているかが一目瞭然、中のアイテムを即座に特定でき、スムーズに取り出せる。
  3. アドレスを決める「ラベリングシール」付属
    「モノの住所を決める」仕組みとして、ラベリングできるシールが付属。鍵、財布、イヤホンなど、決まった場所に戻しやすくすることで、紛失や探し物を減らす。
  4. 視覚刺激が少なく見やすい裏地
    バッグ内部の裏地は落ち着いた色合いを採用し、集中力を削ぎにくいデザインに。中身とのコントラストがはっきりすることで、さらに探しやすくなった。

販売場所: KABAG公式オンラインストア(https://kabag.jp/pages/adhd

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編集/杏奈(ガクラボメンバー)

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