喫煙者が非喫煙者の同僚に対して思うこととは?勤務時間中の喫煙に「罪悪感」があると答えた方は〇割…#Z世代pickフレッシャーズ

2024/08/27

社会人ライフ

こんにちは!リリースピッカーの杏奈です。あなたはタバコを吸いますか?最近は吸う場所が少なくなったとはいえ、まだまだ喫煙を続けている人も多いかも??今日はそんなあなたへのお話です。

企業内売店・食堂運営をメインに、福利厚生支援サービスを展開する心幸グループの「健康経営」に特化した事業会社である心幸ウェルネス株式会社は、非喫煙者と同じ部署で働いている喫煙者の会社員111名を対象に、勤務中の喫煙者に関する実態調査を実施し、その結果を発表した。

調査サマリー

本調査のレポートダウンロードはこちら

調査概要

調査名称:勤務中の喫煙者に関する実態調査
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
調査期間:2024年4月18日〜同年4月25日
有効回答:非喫煙者と同じ部署で働いている喫煙者の会社員111名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。
出典元:心幸ホールディングス株式会社
URL:
http://www.shinko-jp.com

たばこを吸ってから次のたばこを吸いたくなる間隔、「2時間程度」が31.5%で最多

「Q1.勤務中に関してお聞きします。たばこを吸ってから次のたばこを吸いたくなる間隔を教えてください。」(n=111)と質問したところ、「2時間程度」が31.5%、「1時間程度」が29.7%、「45分程度」が12.6%という回答となった。

Q1.勤務中に関してお聞きします。たばこを吸ってから次のたばこを吸いたくなる間隔を教えてください。

・15分程度:5.4%

・30分程度:10.8%

・45分程度:12.6%

・1時間程度:29.7%

・1時間30分程度:5.4%

・2時間程度:31.5%

・わからない/答えられない:4.5%

約7割が、「勤務中に、ニコチンが切れたと思う瞬間がある」と回答

「Q2.勤務中に関してお聞きします。ニコチンが切れたと思う瞬間はどのくらいありますか。」(n=111)と質問したところ、「かなりある」が18.0%、「ややある」が50.5%という回答となった。

Q2.勤務中に関してお聞きします。ニコチンが切れたと思う瞬間はどのくらいありますか。

・かなりある:18.0%

・ややある:50.5%

・あまりない:24.3%

・全くない:2.7%

・わからない/答えられない:4.5%

ニコチンが切れたときのあなたの心情、「集中できない」が48.7%で最多

Q2で「かなりある」「ややある」と回答した方に、「Q3.ニコチンが切れたときのあなたの心情を教えてください。(複数回答)」(n=76)と質問したところ、「集中できない」が48.7%、「イライラ」が46.1%、「不安」が35.5%という回答となった。

Q3.ニコチンが切れたときのあなたの心情を教えてください。(複数回答)

・集中できない:48.7%

・イライラ:46.1%

・不安:35.5%

・眠い:21.1%

・疲れた:13.2%

・だるい:9.2%

・その他:2.6%

 ―48歳:たばこが吸いたくなる

・わからない/答えられない:0.0%

「落ち着きがなくなる」や「とにかく吸えるタイミングと時間を考える」などの心情も

 Q3で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q4.Q3で回答した以外に、ニコチンが切れたときのあなたの心情があれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=76)と質問したところ、「落ち着きがなくなる」や「とにかく吸えるタイミングと時間を考える」など33の回答を得ることができた。

<自由回答・一部抜粋>

  • 52歳:落ち着きがなくなる。
  • 58歳:とにかく吸えるタイミングと時間を考える。
  • 61歳:早くたばこが吸いたい。
  • 59歳:こういう思いをするくらいなら、いっそのことたばこをやめたい。
  • 63歳:我慢できなくなる。
  • 59歳:何がなんでも吸いたい。
  • 33歳:次にたばこを吸いに行けるタイミングを見計らって集中力が切れる。

約6割から、「勤務時間中にたばこ吸うことに罪悪感がある」の声

「Q5.勤務時間中にたばこ吸うことに罪悪感はありますか。」(n=111)と質問したところ、「かなりある」が13.6%、「ややある」が44.1%という回答となった。

Q5.勤務時間中にたばこ吸うことに罪悪感はありますか。

・かなりある:13.6%

・ややある:44.1%

・あまりない:26.1%

・全くない:15.3%

・わからない/答えられない:0.9%

3割強が、「たばこを吸う時間」も「仕事の一部だと思う」と回答

「Q6.たばこを吸う時間をどのように捉えていますか。」(n=111)と質問したところ、「仕事の一部だと思う」が33.4%、「休憩時間だと思う」が58.6%という回答となった。

Q6.たばこを吸う時間をどのように捉えていますか。

・仕事の一部だと思う:33.4%

・休憩時間だと思う:58.6%

・わからない/答えられない:8.1%

たばこを吸う時間を勤務中だと捉えている理由、「同僚や上司とのコミュニケーションの一環だから」が最多

Q6で「仕事の一部だと思う」と回答した方に、「Q7.たばこを吸う時間を勤務中だと捉えている理由を教えてください。(複数回答)」(n=37)と質問したところ、「同僚や上司とのコミュニケーションの一環だから」が48.6%、「ストレス解消になり業務が円滑に進むから」が45.9%、「たばこを吸っていても業務のことを考えているから」が45.9%という回答となった。

Q7.たばこを吸う時間を勤務中だと捉えている理由を教えてください。(複数回答)

・同僚や上司とのコミュニケーションの一環だから:48.6%

・ストレス解消になり業務が円滑に進むから:45.9%

・たばこを吸っていても業務のことを考えているから:45.9%

・何かあればすぐに業務の対応ができる状態だから:40.5%

・たばこ休憩が企業から認められていると思うから:29.7%

・トイレ休憩と同じだと思うから:18.9%

・その他:0.0%

・わからない/答えられない:0.0%

非喫煙者の同僚に対して思うこと、第1位「たばこの臭いが気まずい」、第2位「たばこ吸うぐらい許してほしい」

「Q8.非喫煙者の同僚に対して、思うことを教えてください。(複数回答)」(n=111)と質問したところ、「たばこの臭いが気まずい」が43.2%、「たばこ吸うぐらい許してほしい」が30.6%、「喫煙のために席を立つタイミングが難しい」が27.0%という回答となった。

Q8.非喫煙者の同僚に対して、思うことを教えてください。(複数回答)

・たばこの臭いが気まずい:43.2%

・たばこ吸うぐらい許してほしい:30.6%

・喫煙のために席を立つタイミングが難しい:27.0%

・喫煙者が虐げられている:22.5%

・休憩時間や業務量が平等ではなく申し訳ない:21.6%

・飲み会などのお店選びが喫煙可となってしまい申し訳ない:13.5%

・受動喫煙が心配:12.6%

・その他:5.4%

 ー48歳:勤務中は吸ってない

 ー59歳:みんなが休憩の時のみに吸うので心配はしていない

・わからない/答えられない:6.3%

「仕事中にすまない」や「たばこのにおいで不快な気持ちにさせていないか心配」などの声も

Q8で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q9.Q8で回答した以外に、非喫煙者の同僚に対して思うことがあれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=104)と質問したところ、「仕事中にすまない」や「たばこのにおいで不快な気持ちにさせていないか心配」など57の回答を得ることができた。

<自由回答・一部抜粋>

  • 57歳:仕事中にすまない。
  • 58歳:たばこのにおいで不快な気持ちにさせていないか心配。
  • 46歳:たばこを吸っていたせいで何か余計な仕事をさせてしまうなら申し訳ない。
  • 35歳:健康が気になる。
  • 64歳:吸わない人にとっては害でしかない。
  • 59歳:高い税金を払っているのをわかって欲しい。
  • 33歳:お昼休みと午後に1回くらいしか行かないので、コーヒーを買いに離席するのと一緒かなと思っている。気にしなくていいならもっと行きたい。

約6割が、「たばこをやめたい」と回答

「Q10.あなたは、たばこをやめたいと思いますか。」(n=111)と質問したところ、「はい」が57.6%、「いいえ」が31.5%という回答となった。

Q10.あなたは、たばこをやめたいと思いますか。

・はい:57.6%

・いいえ:31.5%

・わからない/答えられない:10.8%

たばこをやめたいと思う理由、第1位「お金がかかるから」、第2位「健康に悪いから」

Q10で「はい」と回答した方に、「Q11.たばこをやめたいと思う理由を教えてください。(複数回答)」(n=64)と質問したところ、「お金がかかるから」が71.9%、「健康に悪いから」が56.2%、「生産性が落ちるから」が28.1%、「たばこが吸える場所が少ないから」が28.1%という回答となった。

Q11.たばこをやめたいと思う理由を教えてください。(複数回答)

・お金がかかるから:71.9%

・健康に悪いから:56.2%

・生産性が落ちるから:28.1%

・たばこが吸える場所が少ないから:28.1%

・同僚に申し訳ないから:21.9%

・家族など周囲の影響が気になるから:9.4%

・その他:0.0%

・わからない/答えられない:0.0%

たばこをやめるために会社にあったらよいと思う支援、「企業の福利厚生として禁煙をサポート」が35.9%で最多

Q10で「はい」と回答した人に、「Q12.たばこをやめるため、会社にあったらよいと思う支援を教えてください。(複数回答)」(n=64)と質問したところ、「企業の福利厚生として禁煙をサポート」が35.9%、「第三者機関による禁煙のサポート」が26.6%、「たばこを吸いたくなった時の対処法などの情報提供」が25.0%という回答となった。

Q12.たばこをやめるため、会社にあったらよいと思う支援を教えてください。(複数回答)

・企業の福利厚生として禁煙をサポート:35.9%

・第三者機関による禁煙のサポート:26.6%

・たばこを吸いたくなった時の対処法などの情報提供:25.0%

・禁煙の動画講習プログラム:23.4%

・禁煙のカウンセリングや指導:21.9%

・禁煙製品の提供:17.2%

・その他:1.6%

・わからない/答えられない:17.2%

まとめ

今回は、非喫煙者と同じ部署で働いている喫煙者の会社員111名を対象に、勤務中の喫煙者に関する実態調査調査を実施した。

まず、勤務中にたばこを吸いたくなる間隔は、「2時間程度」が31.5%で最多となり、約7割が、「勤務中に、ニコチンが切れたと思う瞬間がある」と回答した。具体的にニコチンが切れたときの心情として、「集中できない」(48.7%)、「イライラ」(46.1%)、「不安」(35.5%)が挙げられた。また、約6割の喫煙者が勤務時間中にたばこを吸うことに罪悪感を感じる一方、3割強が、「たばこを吸う時間」を「仕事の一部だと思う」と回答している。その理由としては、「同僚や上司とのコミュニケーションの一環だから」(48.6%)、「ストレス解消になり業務が円滑に進むから」(45.9%)「たばこを吸っていても業務のことを考えているから」(45.9%)が上位になった。さらに、非喫煙者の同僚に対しては、「たばこの臭いが気まずい」と感じる喫煙者が43.2%おり、喫煙による周囲への影響を意識していることもうかがえた。最後に、約6割が「たばこをやめたい」と思っており、その理由は「お金がかかるから」(71.9%)、「健康に悪いから」(56.2%)、「生産性が落ちるから」(28.1%)の順になっている。「たばこをやめるために会社にあったらよいと思う支援」については、「企業の福利厚生として禁煙をサポート」が35.9%で最多となった。

今回の調査では、勤務中の喫煙者がたばこを吸うことに罪悪感を持ちつつも、ストレス解消やコミュニケーション手段として利用している実態が明らかになった。職場での健康促進は、企業の生産性向上につながる。約6割から「たばこをやめたい」本音も伺えたことから、喫煙者の心情に寄り添いながら、健康管理サービスを導入して福利厚生を充実させるなど、全ての従業員が快適に働ける環境を整備することが、企業側にも求められているのではないだろうか。

▶歯ブラシ、どれくらいで替えてる?適切な歯ブラシ交換のタイミングは? #Z世代pickフレッシャーズ

編集/杏奈(ガクラボメンバー)

関連記事

新着記事

もっと見る

HOT TOPIC話題のコンテンツ

注目キーワード

 ビジネス用語・カタカナ語80選

 キャリアロードマップの一歩目

  • ピックアップ