自分の適職とは? どうやったら適職は見つけられるの? #キャリアロードマップの一歩目

2021/10/08

社会人ライフ


自分の適職とは? 適職と出会うための大切な考え方

こんにちは! キャリアカウンセラーの"ひつじ"です。
4月から仕事が始まり、半年が過ぎると出来る仕事が増えた分、段々と色んなことが見えてきたり、思うことが増えてきますよね。

そこで今回は「適職」についてお話していこうと思います。

<目次>
1.みんな自分の適職を探している?
2.適職って何だろう?
3.適職は効率よくは見つからないものである

みんな自分の適職を探している?


キャリアコンサルティングをしていて、めちゃくちゃよく聞かれる質問が

「私にこの仕事は合っていますか?」

です。

統計を取ったことはないですが、おそらくベスト3に入る位聞かれていますね。

この問いに対して、私は基本的に「自分ではどう思っていますか?」と返すのですが、その返答は「今のままで良いのか悩んでいる」と現状への不満が出てくるのがほぼお決まりのパターンです(逆に、今の仕事に満足している人からは出ない質問ともいえます)。

仕事を初めてすぐには出てきにくい質問なので、実際に仕事をしてみて、理想と現実のギャップや、「このままで良いのだろうか」という不安から、こういった相談が増えるのかなと思っています。

そのため、
「自分の適職について考えている」
イコール
「今の仕事に満足できていない」
「今の仕事に何かしらの不安を持っている」
という図式を私は持っています。

また、「回り道をしたくない」「自分に合わない仕事ならば早く見切りをつけたい」と思う人が増えているようで、年々、聞かれる回数は増加傾向にあります。あらゆることで効率が求められているわけですが、キャリアにおいても効率を求める人が増えているのだなとも感じています。

適職って何だろう?


そもそも適職って何でしょうね?

一般的には「能力や適正に当てはまる職業」のことを適職と言います。

その仕事が好きかどうか? という考え方もありますが、好きを仕事にするというのは一見素敵な言葉ですが、例えば趣味でしていた好きなことを仕事にしてしまうと、気持ちの逃げ場がなくなってしまうこともあります。そして、意外と好きだからというモチベーションはなかなか続かないものです。

「好きを仕事に」する場合に考えておいて欲しい視点が過去記事にありますので参考にしてみてください(今の仕事に違和感。自分を見つめなおす3つのアドバイス)

仕事というものは多岐に渡るため、例えば営業職で営業にまわるのは好きだけど、書類作業は苦手というように、好きや嫌い・得意や苦手が混在しているものです。

細かい作業が上手くできないのに、それを求められる仕事であったり、車を運転すると高頻度で事故を起こしてしまう人が車でないと出来ない営業職であったり、というような根本的な部分での向いていないというものも確かに存在します(実例です)。

そのため、一人で仕事をまわせるようになるまでは、仕事の「合う・合わない」の判断は、待った方が良いのではないかと思っています。

適職は効率よくは見つからないものである


少々乱暴な言い方ではありますが、私は「適職」というものはないと思っています。

医師などのように、志を持って大学を選び、その道を極めている人を見ると不安になる気持ちもわかるし、自分も見つけなくてはと焦ることもあるでしょう。でも、世の中の大半の人が、そんな志を持って社会に出てきてはいません。

与えられた仕事や置かれた環境から、自分に合った仕事は見つけていっても良いのです。キャリアの大半は、偶発的に形成されるものです。

適職というものは、回り道をしながら見つけていくものです(まれに若い頃に適職を見つける非常に運の良い方もいますが)。視野を広げて、色んな経験をして、悩んで、壁にぶつかって、そうして見つけていくものです。

お医者さんがヘリコプターで現場に駆け付ける人気の映画で、こんな言葉がありました。

「短い道はそれなりの経験しかもたらしてくれない」

自分のキャリアに絶対の正解はないかわりに、不正解もありません。特に若いうちは、「嫌い」な仕事が食わず嫌いならぬ「やらず嫌い」な可能性もゼロではないので、色んなことを経験して視野を広げていってもらえたらなと思います。

まとめ


私自身、キャリアカウンセラーは、やりがいもあって好きな仕事です。ですが、これが適職か?と問われると難しいところでもありますね。

キャリアカウンセラーにこだわる気もありません。他に興味がある仕事があれば軸足を変えることも視野に入れています。
ある意味、自分がしてきた仕事が適職だったかどうかを確信できるのは、自分の人生が終わるときなのかもしれませんね。

自分の適職は何だろう?とアンテナを張り巡らせることは大事ですが、遠くのことばかりに気を取られすぎていると、青い鳥のようにすぐ近くにあるのに気づけないこともあるかと思います。まずは足元を大事にコツコツと今の仕事を積み上げていってもらえたらなと思います。

ライター:ひつじさん文・ひつじ
キャリアコンサルタント&産業カウンセラー。新卒入社の企業での採用&研修担当を経て、現在はコンサルティング会社にて企業の相談事をメインに活動中。子持ち、資格マニア、雑学大好き。就職転職だけでなく、結婚出産等も含めたキャリア相談に定評あり。
Twitter:@ career_sheep


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