「同期とうまくやっていけるか不安」と思っているあなたへ送るアドバイス #キャリアロードマップの一歩目

2020/12/07

社会人ライフ

「同期とうまくやっていけるか不安」と思っている新社会人へ送るアドバイス
連載TOPイラスト:伊藤ハムスター

こんにちは、キャリアカウンセラーの"ひつじ"です。
コロナで少し形式は変わったとはいえ、オンラインなどでの内定式も終わり、来春から一緒に働く他の内定者との関わりができた人も多いのではないでしょうか?

内定者同士の顔合わせを終えてから、よく聞くお悩みが「他の内定者とうまくやっていけるか自信がない」というもの。同じ会社で一緒に働く仲間だからこそ、仲良くしたいと思う気持ちも、合わなかったらどうしようという不安もよくわかります。

そこで今回は同期との付き合い方について、お話していきたいと思います。

<目次>
1.同期だからといって無理に仲良しにならなくてもOK
2.同期と付き合っていく上で大事なこと
3.同期の絆は一日にしてならず


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同期だからといって無理に仲良しにならなくてもOK


同期といえば、令和最高視聴率ドラマや、社会現象を巻き起こしているアニメなど、強い絆が素敵で、良いイメージがありますよね(私は新卒入社した会社での同期仲がイマイチだったから、羨ましくて仕方がない!)。

年齢も近くて、入社するタイミングも同じ。新入社員研修などの同じ時間を共有し、仕事をしていく上で初めてぶつかる壁も似たようなものが多いから、わかりあえることも多い。

だから仲良くしたい・仲良く出来たら良いなと思う気持ち、よくわかります。

人事としても、ぜひとも仲良くしてもらいたい!!!(同期仲が良いと、研修とかやりやすいし、離職率下がるんですよね)。
でも、同期は「一緒に働く仲間」であって、友達ではないのですよ。だから必ずしも「仲良し」である必要はありません。まずは気楽に構えてもらえたらなあと思います。

同期と付き合っていく上で大事なこと


前回の記事(職場の人間関係に悩んだら考えたい2パターンの対処法)でも書きましたが、色んな人がいるのが企業という共同体で、この個を組み合わせていくことで、企業は成果を出していくものです。

「同じクラスだったら絶対に仲良くなっていないタイプの人」が内定者の中にいることもあるでしょう。学校という枠組みだと交わることのなかったタイプであっても、仕事という枠組みでは協同していけるというのが仕事のおもしろさでもあります。
合わないからと拒否反応を示すことはせず、良い機会と思って新たな世界を広げてみてください。今まで合わないと思っていたタイプの人が、仕事では自分の足りない部分を補ってくれる大事な存在になることもありますよ。

「同期とうまくやっていけるか不安」と思っている新社会人へ送るアドバイス


そして、自分と似たようなタイプの人間であったとしても、一緒に働く上では合わないというケースもあります。

そもそも、目的が同じだと近い熱量で頑張れるものなのですが、働く目的は人それぞれ異なります。お金のためだったり、やりがいだったり、ただ何となくだったり。色んな考え方の人が集まるのが仕事です。

だからこそ、みんなが同じ方向を見ることができないので、ドラマやアニメのように強い絆で一丸となってというのが難しいんですよね。

色んな人がいる仕事という共同体の中で、自分の良さを出しやすくするためには、他者の考え方を許容する寛容さが必要になってきます。他者を受け入れない人間が、他者に受け入れてもらえることはありません。自分が少しでも働きやすくするためにも、他者の働く理由や熱量の大小も受け入れていってもらえたらなと思います。

同期の絆は一日にしてならず


新入社員をたくさん見てきましたが、同期仲はめぐりあわせというか、運の部分が大きいです。初めから仲が良くてまとまっている年もあれば、「これ、どうやって収拾つけていけば良いんだ?」と人事側が苦悩する年も正直あります。

企業は「同期仲」を第一に考えて採用しているわけではないので、入社年によって差があるのは仕方のないことなのです。


ただ、「ああ、私の年は運が悪かったんだな」と嘆くのはまだ早い!

今は合わないなと思っていても、時間をかけることで繋がっていく絆もあるんです。最初のうちは同期仲がいまいちでも、年数を重ねることで良い関係性を作っている人たちも見てきました(実際に私も今では新卒入社した会社の同期と、程よい関係を築いています)。

そのためにも気を付けてもらいたいのが、同期を「陥れない・裏切らない」という点です。同期は同時スタートなので、先を進んでいる人が嫌でも目に付きます。なので、嫉妬も起きやすいです。ですが、その気持ちは他者へ向けるのではなく自分が動く燃料にしてしまってくださいね(前回の記事にも書いたように仲間内で悪口を言わないというのも大事ですよ)。

まとめ


この時期の内定者は、本当の自分を出さず様子見をしていることがほとんどなので、付き合っていく上で息苦しさを感じるときもありますよね。同期との関係性をすぐに良いものにしようと思わなくても良いのです。

焦ることなくゆっくりと、でも諦めず関わっていってみてください。

同期がいることで、乗り越えられる壁もあります。お互いが助け合える素敵な関係をみなさんが築けることを祈っています。

ライター:ひつじさん文・ひつじ
キャリアコンサルタント&産業カウンセラー。新卒入社の企業での採用&研修担当を経て、現在はコンサルティング会社にて企業の相談事をメインに活動中。子持ち、資格マニア、雑学大好き。就職転職だけでなく、結婚出産等も含めたキャリア相談に定評あり。
Twitter:@ career_sheep


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