MacBookでExcelを使いたい! 無料版と有料版の違い、利用方法などを解説

更新:2025/12/22

ITスキル

MacBookを使っていてもExcelを利用できます。

ExcelやWordといったOfficeソフトを利用するには、基本的には有料版を購入することになりますが、「ちょっとだけ使いたい」ような時には無料で使えると便利ですよね。

今回は、 Excelを無料で使う方法や注意点、有料版の各パッケージの比較、お得な入手方法について紹介します。

MacBookだからといってExcelをあきらめる必要はありません。Macユーザーにはどんな方法があるのか確認していきましょう。

以下の記事も参考にしてください。

Macでエクセルを使う際のOfficeのインストール手順を紹介

MacBookでExcelは無料で使える?|結論と前提条件

Mac用エクセルのバージョン・費用まとめ

Excelといえば、Microsoftが提供するビジネスソフト。WindowsのPCで使うものというイメージがあるかもしれませんが、MacのPCにも対応しています。

MacユーザーでもExcelは利用可能

冒頭でお伝えしたとおり、MacユーザーでもExcelは利用可能です。そして結論を言うと、無料でも「ある程度は」使うことができます!

ただし「ある程度は」というのが前提条件です。つまり無料だと有料版と同じようには使えず、「機能や使い心地など、なんらかの制限を受ける」ことになります。

無料利用と有料利用の違い

MacでExcelを使う方法は、大きく分けて2種類あります。

【無料利用】
機能制限のあるオンライン版か、体験版あるいは類似ソフトを無料で使う

【有料利用】
Excel単体もしくはセットでOfficeソフトを購入して使う

無料利用では有料版と全く同じというわけにはいかず、何かと制限が出てくるのがネック。

とはいえ「ちょっと使いたい!」という場合には無料だと便利ですよね!

ExcelをはじめとするMicrosoft Officeソフトは、社会人になってからの付き合いが長くなるため、スキルUPのためにもできれば有料版を購入されるのも一考ではあります。

MacBookでExcelを無料で使う3つの方法

MacBookでExcelを無料で使う方法は3つあります。

・Microsoft公式「Excel for the web」を使う
・無料の代替ソフト(LibreOffice、OpenOffice)を使う
・Microsoft 365の1カ月無料体験を使う

これらを順番に解説します。

Microsoft公式「Excel for the web」を使う

3つの中で 最もおすすめなのは、Microsoftが提供している「Excel for the web」です。

Excelを販売しているMicrosoft公式が提供しているので、有料版Excelとの互換性も高いですし、操作方法も一緒なのでストレスがありません。

ただし、機能に制限があります。

「使いたかった機能が使えない」

「もらったファイルの一部が編集できない」

「Microsoft Officeの資格の勉強に使いたかったのに役に立たない」

などのデメリットも出てくる可能性があるので注意が必要です。

利用するには「Excel for the web」公式サイトにてサインインすればすぐに始められます。インストールや購入は不要です。

無料の代替ソフト(LibreOffice、OpenOffice)を使う

無料の代替ソフト「Libre Office」「Open Office」は、Microsoftが提供しているExcelとは操作性が異なる部分もあります。

また、Excelで編集されたファイルをこれらのフリーソフトで開いた場合に 表示が崩れてしまったり、編集できなかったりすることも。

軽い編集程度なら問題ありませんが、複雑な表計算をしたい場合などにはあまり向いていないかもしれません。

それぞれのダウンロードは以下からできます。

・Libre Office:Libre Office
・Open Office:Apache Open Office

また、上記のほか「Numbers」「Googleスプレッドシート」も Excelに似た表計算ソフトに挙げられます。

Numbers Google
スプレッドシート
LibreOffice
主な特徴 Mac・iPhone・iPad向け標準ソフト Googleアカウントがあれば使用可 オープンソースのOffice互換ソフト
費用 Apple製デバイスに標準搭載 無料 無料
注意点 Windowsユーザーと互換性に注意 ネット環境が必要 互換性は高いが Excelの高度機能に不安あり

Microsoft 365の1カ月無料体験を使う

Microsoft 365の1カ月間無料体験では、最新のOfficeアプリケーションを無料で使えます。

使えるのはWordやExcelだけでなく、次のようなアプリケーションがオールインワンでセットされています。

・Word
・Excel
・PowerPoint
・Outlook
・OneNote
・OneDrive
・Microsoft Defender
・Microsoft Designer
・Clipchamp

無料体験の期間が過ぎると、有料のサブスクリプションに切り替わります。

有料の課金に備えて、最初に支払い方法の登録を求められますが、もちろん課金される前にキャンセルすることも可能です。

Excelを購入する前にMacでの使い勝手を試したいという人は、無料体験から入ると良いでしょう。

無料版Excelの注意点と制限

Microsoft公式の無料版「Excel for the web」は、有料版と比べてどんな機能が制限されているのでしょうか。無料版の注意点と制限についてまとめました。

利用できない機能の例

無料版でも比較的シンプルな表計算やグラフ作成は可能ですが、少し高度な操作になってくると不便に感じることも出てきます。例えば、

・マクロ(VBA)を使った自動処理
・回帰分析などの統計ツール

などは使えない、あるいは制限がかかります。

ファイル互換性の問題

Excelのファイル形式(.xlsx)なら基本的に互換性はあり、外部からのファイルも開けますが、完全に同じ見た目や動作になるとは限りません。例えば、

・フォントやレイアウトが崩れる
・有料版で作った関数がエラーになる
・マクロ入りのファイル(.xlsm)が正しく動作しない

といった可能性があります。特にビジネスでの使用や人とのファイルのやりとりの際は注意が必要になりそうです。

保存機能の制限

無料版のファイル保存先は、「OneDrive(クラウド上のフォルダ)」になっています。パソコン内に保存したい場合は、ダウンロードして保存し直すといったひと手間がかかります。

加えて、クラウドへの自動保存も含めてネット接続しながらの作業が前提となっているので、オフラインでは使えない点にも注意が必要です。

MacBookでExcelを有料で使う方法

mac エクセル 費用相場 無料版

MacBookで使うためのExcelを購入する場合、「サブスクリプション版」か「買い切り型」の2つの選択肢があります。個人・家庭向けの有料プランで解説していきます。

サブスクリプション版(Microsoft 365 Personal)

「サブスクリプション版」は「定期購読版」のようなもので、支払方法が月額版と年額版に分かれますが、使える機能は一緒。年額版のほうがややお得な価格設定になっています。

1カ月または1年ごとに一定の費用がかかりますが、 常に最新のOfficeソフトを使えるメリットがあります。さらに、iPadやスマートフォンなど複数デバイスでも使用可能です。

買い切り型(Office Home)

「買い切り型」の場合、価格は最初に購入した分しかかかりません。

ただし、サブスクリプション版のように「常に最新の機能」が使えるというわけではないため注意が必要。時期がくればサポートが終了し、セキュリティに弱点が出てくる可能性もあります。

また、iPadなどのポータブルデバイスへのライセンスは含まれていないというデメリットも。

買い切り型は数年おきに次のバージョンが登場しています。常に最新バージョンを使いたい方は、そのたびに買い替えの費用がかかってくることになるでしょう。

Excel単体購入は割高

Excelは単体で購入することもできますが、割高になってしまいます。

Microsoft公式サイトによれば、2025年9月現在のExcel単体での購入価格は買い切り型で22,370円(税込)です。

同じ買い切り型で、WordやPowerPointなどセットになったOfficeが34,480円(税込)で出ており、セット購入の方がコスパは良いといえます。

次からは、セット購入できる買い切り型のOffice Homeとサブスク版のMicrosoft 365について詳しく比較していきます。

サブスクリプション版と買い切り型の比較

サブスクリプション版と買い切り型のどちらにするか、悩んでしまう方は多いでしょう。ここからは両者を詳しく比較していきます。

料金比較(3年使用時のコスト)

2025年9月現在のサブスクリプション版と買い切り型の価格で3年間使用するとして比較すると、以下のようになります。

Microsoft 365 Personal
サブスクリプション版
Office Home 2024
買い切り型
1回(1年)の料金 年額21,300円(税込) 34,480円(税込)
3年使った場合の価格 63,900円(税込) 34,480円(税込)
買い替えを行うと 68,960円(税込)

買い切り版を3年後に新しいバージョン(同じ価格と推定)のものに買い直すと仮定した場合は、サブスクリプション版の方がお得になります。

ただし、買い切り型のサポートは5年程度続くのが恒例となっているため、購入のタイミングによってはもっと長くお得に使える可能性も。

一方、サブスクリプション版は継続請求をオフにすればいつでもキャンセルできるのが強み。例えば「就職したら会社のPCを使うから、それまでの1年間使えればいい」といった場合には1年分の料金だけで済むのでおすすめです。

機能とアップデートの違い

次に、機能とアップデートの違いを見てみましょう。


Microsoft 365 Personal
サブスクリプション版
Office Home 2024
永続版(買い切り版)
アプリ Word、Excel、PowerPoint、Outlook、OneNote、OneDrive、Microsoft Defender、Microsoft Designer、Clipchamp
従来のデスクトップ版Word、Excel、PowerPoint、OneNote
クラウドストレージ 1TB なし
アップデート 常に最新の機能を使用可 バージョンアップには再購入が必要

サブスクリクション版の方は、アプリがMicrosoft Copilot搭載となっており、AIの活用が可能です。クラウドストレージが1TBつくのも魅力ですね!

利用台数と利用可能デバイス

続いて、利用台数と利用可能デバイスの比較です。

Microsoft 365 Personal
サブスクリプション版
Office Home 2024
買い切り型
利用台数 5台
2台
デバイス WindowsPC、Mac、スマートフォン、タブレット
WindowsPCまたはMac

サブスクリクション版の方が利用台数もデバイスの種類も多く、機能面も含めて総合的に充実した内容となっていることが分かりました。

Excelをお得に入手する方法

mac エクセル 費用相場 無料版

Excelを最もお得に入手できるのは、やはり無料版。ですが使っていていろいろな制限が出てきてしまうのは心配もありますよね。

ここでは、少しでもお得に有料版を購入する方法を解説します。

セット購入で割引を受ける

シンプルにExcelの買い切り型を単体で購入した場合、価格は22,370円(税込)(2025年9月現在)。

一方、ここまで比較してきた買い切り型の「Office Home2024」とサブスクリクション版の「Microsoft 365 Personal」なら、WordやPowerPointその他のアプリがセットになってお得な価格で購入できます。

● Office Home 2024(買い切り型)34,480円(税込)
● Microsoft 365 Personal(サブスク版)年額21,300円(税込)

特にサブスクリクション版は、使いたい期間だけの支払いにできるのが魅力。月額プランなら2,130円/月と少ない出費で始められます。

社会人になれば、ExcelだけでなくWordやPowerPointのスキルも求められるため、セット購入で一通りのOfficeソフトを入手する方がコスパも良くおすすめです。

学生・教職員向け優待制度を利用する

さらに、学生・教職員向けのMicrosoft学生割引にも注目!

学割を使えば、大学生はサブスク版「Microsoft 365 Personal」を50%お得に利用できます。これは利用しない手はありませんね。

ただし、この学割を使うには大学のメールアドレスが必要。メールアドレスで在学を証明し、サインアップすることで利用できるようになります。

Microsoft「学生の皆様はMicrosoft365が50%お得に」

まとめ

以前はMacbookで Exclを利用するのは難しい面もありましたが、今ではWindowsとほとんど分け隔てなく使えるようになっています。

そして、Microsoft公式の無料版「Excel for the web」もMacBookで使えて便利。Web版なのでネット接続して使う点や、機能に制限が出てくる点などに注意が必要です。

そして、Excelを含むMicrosoft Officeは仕事をする上では必須のものになりますので、できれば有料版を購入した方が安心です。

買い切り型を購入するのかサブスクリプション版を購入するのかは、仕事内容によって判断するといいでしょう。

マイナビ学生の窓口編集部

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