入社式ではどんなネクタイを選ぶべき? 色や柄に決まりはある?

更新:2020/02/18

入社式

社会人になると服装にもTPOが求められます。入社式のような大きなイベントの場合、どのような色や柄のネクタイを選べばいいか悩む方も多いですよね。 本記事ではネクタイの基礎知識(種類・タイプ)を解説したうえで、入社式に最適なデザインをご紹介します。

INDEX


入社式ではどんなネクタイをすればいい? 色や柄に決まりはある?

そもそもネクタイにはどんな種類があるの?

まず、ネクタイのかたちから見てみると、アスコットタイや蝶ネクタイなどさまざまな種類があります。みなさんが就職活動で身につけた襟元で結び目を作るタイプのものは「ダービータイ」と呼ばれています。この「ダービータイ」には大きくわけて3つの種類がありTPOなどによって使い分けるということを知っていましたか?

■レギュラータイ

大剣(ネクタイの幅の広い部分)の幅が7~9cmのタイプ。
ビジネスパーソンが身につける、最も一般的なもの。

■ナロータイ

大剣の幅が4~6cmのタイプ。
カジュアルシーンやパーティーなど向け。ビジネスシーンには不向き。

■ワイドタイ

大剣の幅が10cm以上のタイプ。
かつて流行したこともありますが、最近ではあまり一般的ではないようです。

皆さんが入社式や今後のビジネスシーンで身につけるのは「レギュラータイ」。結婚式の二次会や、親戚の集まりなど、プライベートでも使える一番一般的なタイプです。

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入社式に最適なネクタイの柄


次にどんな柄のネクタイが入社式にふさわしいのかを、柄ごとに解説します。

■無地

一見、地味だと感じるかもしれませんが、どんな場にもしていける無難なタイプ。フォーマルにも着用できるので、入社式にもぴったりです。

■ドット(水玉)

爽やかで若々しい印象を与える柄。ただし、ドットが大きいとカジュアルな印象になるので、小さめなタイプがおすすめです。

■チェック

色やチェックの大きさによっては派手になってしまいますが、スーツの色と同系色のグレーや紺がベースになったもので柄が小さければ、華やかで個性的な印象になります。

■レジメンタル

レジメンタル柄のネクタイ

レジメンタル柄のネクタイ

ネクタイに向かって右上から左下に斜めのストライプが入った柄のこと。ビジネスシーンでも人気の柄です。入社式の場合は細めのストライプで地味目の色を選ぶと、新入社員らしいフレッシュな印象を与えることができます。
ただし、「レジメンタルタイ」を身につけるときは注意が必要です。「レジメンタル」とは「Regimental(連隊に属する)」という英語が語源。もともとは英国の軍隊がそれぞれの連隊旗のカラーをストライプに取り入れ、ネクタイによって所属を表したのが始まりだそう。また、英国の私立大学では大学ごとにカラーが決まっていて、卒業生の集まりなどには、そのタイをしていく習慣があるのだとか。そのため、海外ではフォーマルな場ではレジメンタルタイをすることはほとんどないので、外資系企業に就職する場合は「レジメンタルタイ」は避けたほうが無難です。ちなみに、左上から右下に向かうストライプはアメリカのブランド発祥で「リバース」と呼ばれます。

リバース柄のネクタイ

リバース柄のネクタイ

■そのほか

花や動物などの大きなモチーフのものや、ブランドのロゴが入ったものは、新入社員らしさに欠けるので控えたほうがいいでしょう。

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入社式に最適なネクタイの色


装いの中でネクタイが占める面積はとても小さいものですが、選ぶ色によって印象は全くことなります。入社式でおすすめのカラーと、やめたほうがいいカラーを色別にご紹介します。

入社式におすすめのネクタイの色

■紺(ネイビー)や青

真面目で知的な印象を与える紺や青のネクタイは、入社式にぴったりです。上司や先輩だけでなく、取引先からのウケもいいので、入社後も使える1本になりそうです。

■水色

紺や青と同様に真面目な印象を与える効果があります。さらに、爽やかなイメージもあるので紺と水色と白のレジメンタルタイなどは年上の方からもウケがいいようです。

■えんじ

暖色系のネクタイは、ポジティブな気持ちを表したいときにぴったりなカラーです。ただ、赤やピンクでは派手すぎるので、落ち着いたえんじ色を選ぶといいでしょう。紺やグレーのスーツとの相性もばっちりです。

入社式では避けたほうがいいネクタイの色

■赤やピンク

情熱ややる気を表す赤いネクタイは、アメリカの大統領などが身につけているのをみかけます。でも、新入社員の場合は派手になりすぎるので避けたほうが無難です。同様にピンクも人によっては「軽い」「派手」という印象を持つので、入社式では控えたほうがいいでしょう。

■黄色

黄色は、明るく活動的に見えるので新入社員にはぴったりと言えます。ただし、目立つ色なので固い業種の会社の場合は避けたほうがいいようです。

■茶色

無難で落ち着いた色ですが、入社式の多い春先には、地味で暗い印象を与えてしまいます。

まとめ


いかがでしたか? 入社式はとてもフォーマルな場所です。就職活動のように個性を発揮するのではなく、その場にふさわしいか、自分だけ浮いていないかといった視点が入社式のネクタイ選びには大切です。会社の雰囲気や、スーツの色なども考慮して、ぴったりの1本を選んでください。

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