「弊社」「当社」正しい使い分けは?メールなどの書き言葉を例文付きで解説!

2021/05/31

ビジネス用語

「自分の会社」を意味する「弊社」「当社」という言葉がありますが、両者はどのように使い分ければいいのかご存じでしょうか。今回はビジネスの場でよく使われる「当社」と「弊社」の正しい使い方、使い分けについてご紹介します。


「弊社」は相手にへりくだって使う謙譲語

「弊社」という言葉は、「自分の会社」をへりくだって言う場合に使われる謙譲語です。企業・個人を問わず、社外の相手に対して「私たちの会社は」という意味で「弊社は」のように使います

「弊社」を使った例文

・本日は弊社の新商品をお持ちいたしました。
・ご不明点ございましたら、何なりと弊社スタッフにお申し付けください。

以下のような場面で使うのは間違いなので、注意しましょう。

「弊社」の誤用1:自社内での会話で使う

上司との会話は緊張するものです。敬語の使い方を間違えないだろうかと、不安になってしまう人もいるでしょう。そんなときに失敗しがちなのが、自分の会社を「弊社」と言ってしまうことです。例え相手が自社の社長であっても、自分の会社のことは「当社」と言いましょう

「弊社」の誤用2:相手の会社のことを「弊社」と言ってしまう

このような間違いをする人はあまりいないでしょうが、新人のころなど、緊張してしまう場面ではうっかり間違ってしまうかもしれません。相手の会社の正しい言い方は「貴社」「御社」です

「弊社」の書き言葉

ビジネスシーンにおいて、相手の会社を表す「貴社」は、メールや書類などではそのまま「貴社」と記載しますが、商談や電話などの話し言葉では「御社」を使います。

これは貴社には同音異義語が複数あることから(記者、汽車、帰社)、誤った伝わり方を避けることが理由になっています。

一方自分の会社を表す弊社の場合は、書き言葉でも話し言葉でも使用することができます。

「弊社」の類義語


「自分の会社」を意味する言葉には、「弊社」以外に、「当社」「わが社」「小社」「私ども」という言葉もあります。それぞれ、以下のように使います。

「当社」は上下関係がなく、対等な位置付けで使う

「当社」とは、相手と上下関係がなく対等であるという場合に使う言葉です。「当社」を使用するのは、以下のような場合です。

・自分の会社を同業他社と比較するとき
・自分の会社が損害を受けたか、受ける恐れがあり、原因となる相手に抗議するとき
・社内の人同士で「自分の会社」を表現するとき

「わが社」は「当社」に近い表現

「わが社」という言葉も一般に使われています。敬語のニュアンスは含まない言葉で「当社」に近いといえます。

「小社」は「弊社」に近い表現

「小社」という表現は、自らのことを「小さい」とする相手にへりくだる謙譲語です。つまり「弊社」と同じような意味の言葉です。現在は一般的に「弊社」が多く使われています。

「私ども」はへりくだった表現

「弊社」の代わりに「私ども」という言葉を使う場合もあります。読み方は「わたしども」「わたくしども」と、二通りあります。「ども」は立場の低い者(複数形)の意味で、へりくだる度合いがかなり高い表現です。

まとめ

「当社」「弊社」の使い分けは「相手にへりくだる場面かどうか」で判断しましょう。他にも同じような意味の言葉がありますが、社外の相手には一般的に「弊社」と言えばいいでしょう。「当社」と「弊社」、そのほかにも似た言葉の違いを理解して、正しい使い方ができるようにしておくといいでしょう。

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(マイナビ学生の窓口編集部)

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