日本独自の文化として定着している義理チョコは、日ごろの感謝を表す機会です。しかし今年は、チョコレートブランドがこの文化に対して一石を投じる広告を打ち、話題になりました。義理チョコをやめよう、というメッセージに対してさまざまな意見が飛び交いましたが、その結果今年のバレンタインデーはどのような変化があったのでしょうか。気になる今年の社会人の義理チョコ事情を、もらう側の男性と、あげる側の女性双方から教えてもらいました!
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はい 206人(51.1%)
いいえ 197人(48.9%)
「はい」と答えた方と「いいえ」と答えた方の割合はほぼ半数ずつという結果になりました。回答者の男女比も同様にほぼ半数ずつです。
定番イベントになっていると言っても過言ではない義理チョコですが、もらった・あげた人の割合は意外と多くはありませんでした。もらえなかった・あげなかったからといって気にする必要はなさそうです。
・配送先の従業員さん。いつもお疲れ様と、渡されました。うれしかった(男性/29歳/運輸・倉庫)
・会社の人からもらった。習慣的なものなので特にうれしくなく、返すのが面倒だなと思う(男性/35歳/小売店)
・同僚とお客さまに、それぞれ小さな箱のチョコレートを渡したら、喜んでくださりうれしかった(女性/38歳/小売店)
・お返しに期待して義理チョコあげたのにお返しがなかったことに損した気分だった(女性/29歳/医療・福祉)
・会社のルールで義理チョコは禁止なので誰からももらっていない(男性/36歳/機械・精密機器)
・上司から部全体宛に配慮不要とメールが来るから毎年ない(女性/31歳/金融・証券)
・義理チョコをあげるのも、お返しをもらうのも気を遣うのであげなかった(女性/34歳/その他)
・今年は女性全員であげないと決めたため、あげなかった(女性/32歳/医薬品・化粧品)
もらった・あげた人の意見は実に多様でした。義理とは言え感謝の気持ちをこめて用意している人もいれば、もらっても迷惑に感じる人もいるようです。もらわなかった・あげなかったと答えた人の多くは、会社で禁止されている、もしくはそのような習慣がない、という意見でした。今年からやめた、禁止になったという声もありました。
慣例で行われている義理チョコに疑問を感じ、広告を受けて廃止・見直しをした人や企業もあるようです。お互いが「チョコレートを渡さなくちゃいけない」「お返しをしなくちゃいけない」などを考えずに、日ごろの感謝を伝えるバレンタインデー、ホワイトデーに近づいているのかもしれません。
文・学生の窓口編集部
マイナビ学生の窓口調べ
調査期間:2018年2月
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