フリーランスとは? 確定申告や保険などの注意点も解説

更新:2018/01/29

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●確定申告、社会保険だけじゃない! フリーランスになる上での注意点

確定申告、社会保険だけじゃない! フリーランスになる上での注意点

フリーランスになる上での注意点

フリーランスとは最初に述べたとおり、個人事業主です。会社員なら会社でやってくれていることも、すべて自分でやらなければなりません。実際には以下のようなことが必要です。

・仕事をするための場所、道具

 実際に仕事をするにあたり、事務や実作業をするためのオフィスが必要です。職種によってはパソコン、ソフト、オーディオ機器、高額な専門書などもいるでしょう。特にフリーランスや無職の状態では、不動産の借り入れやクレジットカードの取得が難しくなることがあるので注意しましょう。

 ・健康保険、国民年金の手続き

 会社を辞めてフリーランスになった後、国民健康保険に加盟するか、それまでの健康保険を任意で継続するかを選択します。

 任意継続を希望するには条件があります。2カ月以上社会保険に加入していた人が対象で、退職後20日以内に申請しなければなりません。加入期間も2年間に限られ、それを過ぎると脱退となります。保険料の納付についても厳しく、1日でも遅れると強制的に脱退させられてしまいます。

 また、それまでの厚生年金を脱退し、国民年金に加入することになりますので、その手続きも必要です。

・確定申告

 会社員であれば、会社が確定申告の手続きを代行してくれていましたが、フリーランスとして独立したら自分でやらなければいけません。確定申告には一般の白色申告と、青色申告の2種類がありますが、青色申告をする場合は「開業届」が必要になります。白色申告であれば、特に手続きは必要ありません。

 フリーランスとはどんな意味か、どんな職種があり、どうしたらなれるのかについて解説しましたがいかがだったでしょうか。フリーランスには、なんとなくかっこいいというイメージがありますが、高いスキルレベルが要求され、自分でやらなければならないことも数多くあります。決して安易な気持ちでフリーランスにはなれるものではありませんが、自分の力を試したいという人には挑戦してみてはいかがでしょうか?

 (藤野晶@dcp)

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