CEOとは? COOや日本の社長、会長との違いについて解説

2021/10/24

ビジネス用語

経済ニュースには、いろいろな役職、肩書の人が出てきますね。

「社長」「会長」「代表取締役」の他にも「CEO」や「COO」といった英語表記もよく見掛けます。

今回は、この「CEO」「COO」といった肩書の意味、これらが社長とはどのように違うのかをご紹介します。

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「CEO」とは何の略でわかりやすくいうと何なのか

「CEO」を省略せずに書くと「Chief Executive Officer」(チーフ・エグゼクティブ・オフィサー)になります。呼び方は「シーイーオー」とそのまま呼ぶことが多いです。

日本語では、

  • ・最高経営責任者
  • ・代表取締役

と訳されることが大半です。

厳密にいうとCEOと代表取締役は違うのですが、わかりやすくするために「CEO=代表取締役」としているケースも多いです。

「代表取締役」を「CEO」、「社長」を「President」として、「President & CEO」という肩書きを使っている会社もあります。

CEOの仕事内容は経営方針や事業計画の責任者

CEOとは、企業内の経営方針や事業計画を管理し、責任者を持つ立場の人のことです。

CEOは最高経営責任者なのですが、組織上は取締役会がCEOの上に存在します。取締役会の監督の下、経営という実務を担う頂点に立っているのです。

海外企業のCEOとしては、

  • ・Apple社のティム・クック
  • ・Facebookのマーク・ザッカーバーグ
  • ・Adobe Systemsのシャンタヌ・ナラヤン
  • ・Salesforce.comのマーク・ベニオフ
  • ・Nvidiaのジェンスン・フアン

が有名ですね。

CEOとCOOの関係とは

「CEO」と一緒に使われる言葉に「COO」があります。これは「Chief Operating Officer」(チーフ・オペレーティング・オフィサー)の略で、「最高執行責任者」のことです。

COOの役割は、CEOが定めた事業方針にのっとって、実行部隊を統括することです。

CEOと代表取締役の違いとは?

CEOと代表取締役の大きな違いは、日本の会社法に定義があるかないかの違いです。

代表取締役は、取締役の中でも代表権を持つ取締役のことです。代表取締役の役割は、会社を代表して契約を結んだり、業務を執行したりすることです。

日本の会社法では「会社の代表権の有無」を重視します。同じ取締役でも、代表権を持つ「代表取締役」の方が、持たない「取締役」よりも立場が上ということになります。

CEOは、最高経営責任者ですが取締役会がCEOの上に存在しており、代表取締役とは少し役割が違うということになりますね。

日本の会社の社長・会長とは

実は、「社長」に関しては会社法上は規定がありません。会社それぞれで自由に定めることができる肩書です。「社長」という役職を設置する義務もなければ、役割や権限も規定がないのです。

ただし、日本国内では、代表取締役を兼任する社長が多く、実質会社のトップというイメージがありますね。

「会長」とは本来「取締役会」の議長のことです。「取締役会」は株主から選任された、会社の最高組織です。その長(おさ)たる者ではありますが、会長が代表権を持っていないという会社も珍しくはありません。

会社によっては、創業者が代表取締役を退いて会長職になるなど、たんなる名誉職のようなポジションになっていることもあります。また、実際に権限はないものの、強い発言力を有しているようなケースもあります。

その他の「CXO」系役職は日本語でなんていう?

CEOやCOOはアメリカから導入された肩書ですが、他の肩書を日本語と英語で比べてみましょう。

  • ・会長:Chairman(チェアマン)
  • ・副会長:Vice Chairman(バイス・チェアマン)
  • ・社長:President(プレジデント)
  • ・副社長:Vice President(バイス・プレジデント)
  • ・専務:Senior Managing Director(シニア・マネージング・ディレクター)
  • ・常務:Managing Director(マネージング・ディレクター)
  • ・取締役:Board Director(ボード・ディレクター)
  • ・監査役:Auditor(オーディター)
  • ・部長:Department Manager(デパートメント・マネージャー)
  • ・課長:Manager(マネージャー)
  • ・係長:Senior Staff(シニア・スタッフ)
  • ・主任:Chief(チーフ)

CEOと社長は厳密には違うが気にしなくていいシーンの方が多い

今回はCEOの意味について解説しました。「CEO」、「社長」ともよく耳にする言葉ですが、日米間で会社についての法律が異なるため、肩書の持つ意味合いも全く同じではありません。

会社法ではCEOについての規定がないので、たんなる呼称としての「CEO」と「社長」が同じように使われており、会話で出てくる分には細かい違いを気にする必要はなさそうです。

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