就活を無事終え4月から新入社員として働きだすみなさんは、入社初日に先輩たちの前で自己紹介を行うことでしょう。就活の間に何回となく自己紹介を行ってきた経験もあるでしょうが、入社後の自己紹介ではまた違った工夫が必要です。今回は、この新社会人の自己紹介をうまくこなすコツについてご紹介します。
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入社初日の自己紹介は、就活で会った人事部の社員や役員といった人たちではなく、一般の先輩社員、また一緒に入社した同期社員の前で行う初めてのものである、という点に留意しましょう。「初対面の印象は当たる」なんて言葉もありますが、最初にどのようにアピールするかはとても重要なのです。
また、心理学者アドラーの指摘によれば「人間の悩みは全て人間関係」です。職場での人間関係はお金に直結していますから、特に良好になるようにしたいですね。初日の自己紹介は職場での人間関係を築くための第一歩と考えましょう。
このような前提の下に、初日の自己紹介で気を付けたいのは以下の点です。
<新入社員の自己紹介のチェックポイント>
●明るくはきはきと話すこと
●明るい表情で話すこと
●短くまとめること
まず暗い話し方はいけません。あなたの仕事始め、新しい船出なのですから、あくまでも明るく話しましょう。明るく話すと自然に表情も明るくなるものですが、うまく表情をつくれないという人は「口角を上げる」ことを心掛けてみましょう。口角を上げると笑顔になれますよ。
また自己紹介は簡潔に短くまとめます。だらだら話すと自己紹介を聞いている社員の業務時間を無駄に奪ってしまうことになります。短い時間で自己紹介を終えることは社会人としてのマナーでもあります。
自己紹介の構成ですが、以下のような三部構成にするといいでしょう。
<新入社員の自己紹介の構成>
1.名前、出身地、出身大学を述べる
2.趣味など、自分の性向について述べる
3.抱負や志望などを述べる
1は自己紹介に必須の要素ですから最初にもってきましょう。2は、趣味、性格など、オープンにできる範囲において簡潔に話すのがおすすめ。同じ趣味の人はシンパシーを持ってあなたに接してくれるでしょう。
3ですが、入社時点で配属先が決まっていない場合には、希望する部署を明確に話しておいた方がいいでしょう。その部署の先輩が聞いている場合には、あなたに注目してくれるかもしれません。
また抱負を語る場合には「一歩ずつ確実に仕事を覚えていきたいと思っていますので、何とぞよろしくお願いいたします」などのように、謙虚に述べた方が好感が持たれます。「将来は絶対に社長になります!」といった大望もいいのですが、「その意気やよし!」と思ってもらえるよりも悪目立ちしてしまう可能性があります。その大望は初日の自己紹介では控えておくことをおすすめします。
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