学生とはどう違う? 一人暮らし社会人の生活費の平均を計算してみた

2016/12/06

お金の知識

■服や娯楽、医療費を含めた生活費はどれくらい?


しかし社会人生活を送るには、これだけで収まるわけではありません。服や髪形にも気を使いますし、ときには本などの娯楽品を買ったり、友人と食事に出掛けたりもするでしょう。体調が悪くなって病院に行くことだってあります。同じく総務省の調査ではこうした要素も平均を調べており、以下のようになっています。

・被服及び履物……6,404円
・保健医療……6,962円
・教養娯楽用品/書籍/他の印刷物……6,369円
・諸雑費(理美容や嗜好(しこう)品など)……1万4,203円
・交際費……1万7,302円
合計……5万1,240円

家賃を4万9,000円と考え、ここまでに挙げた金額を合わせると、

4万9,000円+5万7,330円+5万1,240円=社会人の生活費 合計15万7,570円

結構な金額になりましたね。12カ月間だと189万840円。大卒1年目の給料は手取り16-17万円といわれていますから、それを踏まえて考えるとギリギリですね。

■同じ一人暮らしでも大学生と社会人では生活費は全然違う!

さて、一般的な一人暮らし世帯の場合は月の支出が約16万円になるわけですが、大学生と比べるとどうなのでしょうか?

独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)の平成26年度学生生活調査結果によると、アパートや下宿で暮らしている大学生の食費、光熱費、住居費、保健衛生費、娯楽・嗜好費、その他雑費を合計した生活費は、年間で103万9,000円。1カ月当たりに換算すると、

・大学生の生活費合計 8万6,583円

となります。一般的な一人暮らし世帯と大学生の生活費を比べると、約7万円もの差がありますね。もちろん異なる調査結果を比較しているので、一概に全ての社会人と大学生でこの差が生まれるわけではありませんが、それでも大きな差だといえます。

なぜこれだけの差が出るのかというと、ポイントとなるのが「食費」です。大学生では1カ月当たりの食費が2万1,975円なのに対して、一般的な一人暮らし世帯は3万8,539円と、2万円近い差があります。両者を比べるとここに一番大きな差が生じていました。また、娯楽・嗜好費も月当たり約5,000円の差があります。社会人になると付き合いも多くなり、このあたりの出費も増えるようです。

社会人になると、大学時代と同じペースで生活するのはまず不可能。それに伴い支出状況も変わってきます。先ほども挙げたように、大卒1年目の手取りは16-17万円と、支出状況を考えるとギリギリです。思わぬ出費で苦労しないように、社会人1年目は派手な生活を控え、堅実に過ごすのが得策かもしれませんね。

○全国賃貸管理ビジネス協会 2016年10月の家賃動向
http://www.pbn.jp/yachin/date/2016/10/
○総務省 家計調査 2014年 1世帯当たり1か月間の収入と支出
http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/List.do?lid=000001135067
○独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)平成26年度学生生活調査結果
http://www.jasso.go.jp/about/statistics/gakusei_chosa/__icsFiles/afieldfile/2016/03/14/data-14_all.pdf

(中田ボンベ@dcp)

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