新社会人として入社すると、入社式で挨拶・自己紹介の機会が巡ってくることが多いです。挨拶・自己紹介では上手に抱負を述べることが大切になってきます。抱負は、つい「目標」と似た意味として考えてしまいがちですが、負けるという漢字も入っており、実際には目標とは少し違う意味も込められています。新入社員のみなさんが、入社後の挨拶で抱負を述べる際には、どのようなことを言えばいいのでしょうか。しっかりと自分をアピールするためにも、「抱負」の意味や書き方、挨拶・自己紹介として発表する際のコツをチェックしていきましょう。
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入社式での挨拶・自己紹介で抱負を述べたいと思うなら、まずは正しい抱負の意味を理解しましょう。多くの人がなんとなくしか抱意味を理解していないのではないでしょうか。また、目標と抱負という言葉を同じ意味で間違って理解している人も多いかと思います。
使い方の違いですが、例えば「フルマラソンで完走する」というのは"目標"です。「毎日フルマラソンを完走するために走る」というのが"抱負"です。要は"目標"は目指すべきゴールを指し、"抱負"は心の中にいだいている目標や計画を実行するという意味があります。
また抱負の"負"は負けるということではありません。"背負う"という意味で使われており、目標を背負って進むということを意味しています。つまり、目標は具体的な結果を目指すことを指し、それに対し抱負は結果よりも、その目的や達成するうえでの過程に重点を置いている言葉なのです。
「誰も自分なんかに興味はないだろう」と入社後の抱負を適当な言葉で済ませてしまう人も多いかもしれません。しかし、実は新入社員は職場のなかでも新しく入ってきた存在として、最も社内で注目されています。とくに仕事のできる上司は新入社員をよく見ています。上司が注目しているということは、入社式の挨拶・自己紹介で述べた抱負が将来の昇進にも関わってくるかもしれません。ですから、挨拶・自己紹介の一環として抱負を述べるときは、いかに自分をアピールできるかがポイントです。新入社員ですから気取った内容にする必要はなく、無理に背伸びをせずすなおにアピールしましょう。新入社員の挨拶・自己紹介で述べる抱負というのは、すなおな気持ちと印象のよさがもっとも大切です。
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