【これってセクハラ?】男性も対象になり得る!遭遇しやすいモンダイ発言4つの特徴

更新:2016/08/02

社会人ライフ

職場で問題視される「セクハラ」。色々な種類がありますが、中でも「言葉のセクハラ」は言っている本人が無意識な場合もあり少々厄介ですよね。

今回は、セクハラとされる問題発言の特徴を4つご紹介します。女性はもちろん、男性に対するセクハラも存在しますので、いざというときのために知っておくといいですよ!

■身体的な特徴に関する発言

わかりやすい例ですね。顔をはじめ、足や胸など、身体的な特徴に関する発言は言葉のセクハラです。

・身体特徴に関するセクハラ発言の例

「ちょっと太ったね」
「普段より胸が大きく見えるね。下着変えたの?」

また、「化粧」や「髪型」、「服装」に関する発言もセクハラになります。

・化粧、髪型、服装に関するセクハラ発言の例

「今日、化粧ノリ悪いね」
「服装気合入ってるね!これから合コン?」

身体的な特徴だけでなく、身なりに関する発言もセクハラになるんですね。

結婚に関する発言

「どうして結婚しないの?」「だから結婚できないんだよ」など、直接的に結婚していない理由を尋ねたり、押し付けたりする発言はセクハラです。ちなみに既婚者に対する発言もセクハラになる場合があります。

・結婚に関するセクハラ発言の例

「早く結婚すれば良いのに」
「女は産休も育休もとれて良いよな~」
「まだ子どもつくらないの?/また生むの?」

産休や育休に関する発言や、出産に関する発言も言葉のセクハラになり得ます。未婚・既婚に関わらず、プライベートな部分に踏み入った発言には注意しましょう。

■「女性(男性)らしさ」や「女性(男性)のイメージ」を押し付けるような発言

自分の勝手な「イメージ」を押し付け、発言することもセクハラにあたります。

(例)女性らしさや女性のイメージを押し付けるような発言

「女性なのに気が効かないんだね」
「もっと女性らしい服装にすれば良いのに」
「女性ならお茶ぐらい入れられるでしょ」

「女性なのに」「女性だから」という発言は、女性にセクハラと受け取られやすい発言です。
また、その逆も然り。性別でその人らしさやその人の行動を判断することはNGです。

■(特に女性の)年齢に関する発言

フレッシャーズ世代はまだしばらく遭遇しないかもしれませんが、念のためこちらもあげておきましょう。仕事上関係ないシチュエーションで年齢を尋ねることはセクハラです。直接的に年齢を尋ねない場合でもセクハラ発言になり得ます。「お局様」というワードも、女性との関係性によってはセクハラと捉えられてしまうため、発言には注意が必要です。

■その他

番外編です。何回も断られているにも関わらず、しつこくデートや食事に誘う発言や行為はセクハラにあたります。

・デートや食事にしつこく誘う例

「まだ残務ある?手伝ってあげるから一杯付き合ってよ」
「この間助けた分のお礼でデートして」

また、自分に対する好意を確認したり、地位を利用したりすることもセクハラです。

・自分に対する好意に関するセクハラ発言の例

「僕のこと嫌いでしょ?」
「もう一緒に仕事できないね」
「上司の命令は絶対だよ」

「手伝ってあげる」「デートして」など、一見「好意的」な発言に見えるため指摘しづらいかもしれませんが、相手へのしつこい好意の確認は言葉のセクハラです。さらに、地位を利用した発言はパワハラにもあたります。無理やり食事に付き合わされる、しつこく言い寄られるなどした場合は、我慢せずに声をあげましょう。


セクハラに該当する言葉の特徴を4種類ご紹介しましたが、いかがでしたか?普段何気なく発している言葉だとしても、それが相手にとってストレスであれば「セクハラ」です。実際、今までに「言葉のセクハラ」が原因で職位の降格や出勤停止処分になった方もいます。また、セクハラは女性に対するものだけではなく、男性でも上記のような発言を受けて不快な思いをすれば、それは立派な「言葉のセクハラ」を受けたということなのです。

仕事をしていく中で、少しでも周囲の自分への態度が気になったり、「もしかしてこれはセクハラなのかな」と思ったら、我慢せずに該当する部署や機関に相談するようにしましょうね。

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