若手社会人必見! ボーナスを機にチェックしたい給与明細の正しい見方

更新:2015/12/25

給料・年収


■あなたの残業代、正しく支払われていますか?

給与明細を見る度に「なんでこんなに保険料が引かれるのだろう」と不満を持つ人は多いはず。しかし、ここでチェックすべきポイントは「支払うべき社会保険料より安くないか?」ということです。通常支払うべき保険料よりも少ない場合、将来、健康保険や厚生年金保険、雇用保険から給付される金額が少なくなる可能性があります。

<社会保険が安い場合どうなるの?>
健康保険:「出産手当金」や「傷病手当金」などが下がる
厚生年金保険:将来受け取る年金や障害厚生年金の給付額が下がる
雇用保険:失業手当や育児休業給付、介護休業給付などの給付金額が下がる

社会保険料は企業と就労者がそれぞれ一定額を負担することになっていますが、会社側が負担額を意図的に少なくしている場合が少なからずあるようです。そうなると、支払うべき社会保険料よりも安い、ということになってしまい、あなたが将来上記のような損をしてしまいます。それを確かめる方法として、健康保険料、厚生年金保険料は『標準報酬月額』を、雇用保険料は『賃金総額』をチェックしてみましょう。

<適切な健康保険料/厚生年金保険料を調べる>
標準報酬月額 × 保険料率 = 健康保険料/厚生年金保険料
※標準報酬月額:4~6月の給与(残業代や各手当を含む)÷3
※保険料率:加入している健康保険組合のホームページにて確認ができます。

<適切な雇用保険料を調べる>
賃金総額 × 0.5%(一般企業の場合) = 雇用保険料
※賃金総額:毎月貰う給料の総額。通勤手当や深夜手当などの各種手当やボーナスも含まれます。

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